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2009年7月に作成された記事

2009年7月25日 (土)

しんぶん赤旗の興味深い記事

しんぶん赤旗というのは、とても面白い新聞です。もう笑うしかない、ネタの宝庫ですね。


高校生と考える憲法フォーラムが19日、東京都内で開かれ、全国から高校生や教職員ら105人が参加しました。主催は昨年11月に「高校生1万人憲法意識調査」を実施した日本高等学校教職員組合。

 福島県会津若松市の高校生の平和サークル「PEACE BUD AIZU」の生徒は「ひめゆりの塔」の上映会や元米兵の講演会を市民団体と協力して取り組んでいると紹介。埼玉高校生平和ゼミナールの3年生は核兵器廃絶の署名をイラストや用語説明を加えて工夫して集めています。

 大阪の高校生は憲法26条で教育を受ける権利が保障されているはずなのに、教育費が無償でないのは矛盾していると発言しました。埼玉県の定時制高校に通う生徒は生徒会でアルバイトについてアンケートを取ると雇用契約書が交わされていない、解雇理由が明示されないなど無権利状態におかれていることがわかったと報告。「高校生自身が声を上げていかないといけないと感じた」と述べました。兵庫県の高校生は新入生を歓迎するフェスティバルの取り組みを教職員の協力もえて成功させたと話しました。

 東京大学大学院の勝野正章准教授は「学ぶ機会を求める声に応えることがおとなの役割。高校生の実態を知って、一緒に考えていくことが求められている」と述べました。

(下線部 松村)




「教育を受ける権利が保障されているのに、教育費が無償でないのは矛盾している」

おそらく高校の授業料が有料であることを言ってるんだろうけれど・・・すごい理屈だなあ。唖然sad



この理屈が通るのであれば、次のような理屈も通ることでしょう。



居住・移転の権利があるはずなのに、僕の部屋が小さいのは矛盾してい。

裁判を受ける権利が認められているのに、裁判費用が無料じゃないのは矛盾している

学問の自由があるはずなのに、私が東京大学に入れないのは矛盾している

健康で文化的な生活を営む権利を有するのに、医療費が無料じゃないのは矛盾している

労働の権利を認められているはずなのに、こんな仕事しかつけないのは矛盾している

知る権利を認められているはずなのに、あの子の携帯番号を国が教えてくれないのは矛盾している



4年前に勝山高校で話をする機会がありました。

私は冒頭で
君たち高校生ひとりを育てるためには色々なお金がかかります。学校を建設し、維持する費用や先生たちに支払うお給料、学校備品など、これらは税金から支払われています。

1年間で90万円の税金が君たちひとりひとりのために使われています。このクラスには30人くらいいますので、ここだけで3000万円近い税金が投入されているのですね。

『これらの費用を無駄にしないように勉強しなさい』というつもりはありませんが、君たちに対して大人たちがこれだけの期待をかけているということだけは覚えておいてください

と語った記憶があります。




権利の主張の方法を教えることがそれほど重要なのでしょうか。
社会の矛盾をあら探しすることが大切なのでしょうか。

「君たちのために、大人たちは一生懸命働いて納めた税金を使っている」
「それは、君たちが欠けがいのない存在だからだ」
ということを教えることの方が先決だと思うのですが・・・



2009年7月19日 (日)

世襲議員

国会議員の世襲が問題視されています。

国会議員の世襲なんかよりも、官僚上がりの首長の方がよほど問題なんですが、そこにスポットライトが当たることは稀です。
「あの人は官僚上がりだから中央から補助金を引っ張ってこれる」
「官僚出身なんだから、国の予算をバンバンつけてもらえる」

その発想が、未だに地方を独立させない原因になっているのです。

2009年7月15日 (水)

マニアックな雑誌

昨日、浄土寺川ダムのことを調べていたときのことです。ふと私の目に飛び込 ん できたものが。 

  
ダム日本

えっ?coldsweats02 そんな雑誌があるんですか?しかも月刊誌?


Photo
その『ダム日本』の2009年1月号の表紙を飾ったのが浄土寺川ダムだったのです。


その写真が左のもの。


この雑誌。業界の方以外にも、ダムマニアが購入しているのでしょうね。






こうなると、他にもどんな雑誌があるのか気になって仕方がありません。そこでちょっと調べてみました。



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■月刊廃棄物■

いわゆる廃棄物業界の月刊誌です。








Photo_4 ■月刊食品工場長■

食品業界の業界誌。cake

「食品工場長が選ぶ、サバ寿司お薦め店」
「まちで見かけたエコスタイルな工場長」
といった記事があるかどうかは定かではありません。








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■電波新聞■

電波関係の業界紙なんですが、こういうラインアップの中に入ると途端に別な意味になりそうでイヤ。thunder

「今日のデンパな人」「おしゃれな白電波スポットはここだ!」的な。




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■月刊 監査役■

ああ、どんどんマニアックなところに入ってきました。wobbly

月刊監査役って・・・いったい世の中に監査役が何人いるというのでしょう。いや、でも会社の数だけ監査役がいる計算なんだから、これはこれで業界紙として成り立つのだろうか。島耕作ならわかるけど。「監査役 島耕作」


少なくとも、「月刊 専務」とか「月刊 常務」よりは需要がありそう。




Photo_6 ■月刊 仏事■

いわゆる仏具屋さんの業界誌。

ちなみに、7月号には「21世紀トレンド霊園」として、富士見メモリアルガーデンが取り上げられています。この霊園は、色とりどりの植栽が咲き誇る英国風の「ガーデニング霊園」なんですって。

「今月の感動法話」のコーナーもあり、心が癒されそう。







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■月刊 ねじの世界■



月刊「ねじ」ですね。

うーん・・・・深い catface








工業関係にはマニアックな業界誌がゴロゴロあるのですが、医学関係も負けずおとらず。





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■ 心臓 ■


そのまんま。










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■細胞■

えーっと。なんだかもうここまで来ると、「月刊 肝臓」とか何でもありそうな勢いになってきました。












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■今日の移植■


うっかり「きょうの移植」と読んではいけません。そう読んでしまうと、ほのぼのした「お達者クラブ」的な香りが漂ってきます。
鉢植え雑誌ではありません。




「こんにちの移植」で、いいん
ですよね。日本医学館さん?







趣味の世界にも色々な雑誌があります。




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■月刊 秘伝■

武道系の月刊誌。武道の秘伝を教えるものです。

8月号は合気道の「合気上げ 完全解体!」

ちなみに7月号は「最強の寝技が甦る」として高専柔道などを特集しています。



この雑誌のラインアップを見ていて、久しぶりに松田隆智氏の名前を見ました。『拳児』ですね。










趣味の世界には、色々なディープなものがありますが、なかでもタイトルの白眉はこれ。




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■自休自足■

うわっ。そうきましたか。






 




2009年7月13日 (月)

遂に出現

遂にというべきか。出ましたね。原寸大ガンダム。


Photo

東京お台場に出現した原寸大ガンダム。



設定通りの身長18mの代物ですが、こんなに大きなものになるんですね。



うおー見に行きたい・・・・もっとも、私自身はガンダム世代に入れられる年代ですが、ガンダムそのものに対してさほど思い入れはありません。ガンプラ(ガンダムのプラモデル)も知人にもらったものを生まれて初めて今年作ったほどです。

しかし、原寸大のガンダムとなると、なぜか血が騒ぎます。happy02





でも、これで実際に二足歩行し始めたら・・・・リアルすぎてイヤかも。


こうなると、他のものも原寸大で見てみたいものです。

アニメロボット史上、エポックメーキングな作品と言えば、何をさしおいてもまずはこれでしょう。



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おなじみ、びゅーんと飛んでく鉄人28号です。


元々、この鉄人は悪役なんですよね。旧帝国陸軍の「鉄人計画」によって開発されたロボットを巡って、少年探偵の正太郎君が大活躍するというストーリーでした。


このアニメ(漫画)のエポックメーキングなところは、やはり「鉄人を自由に操作できる」というところ。もちろん、私はまだ生まれてはいませんでしたが、おそらく当時の子供たちはあのリモコンを欲しがったことでしょう。

鉄腕アトムがロボットものを確立させた功績を讃えるならば、横山光輝の鉄人は、ロボット戦闘ジャンルを確立させました。


ちなみに、鉄人を原寸大で作ろうというプロジェクトは何回か企画されているはず。そのたびに失敗しているのはなぜなんでしょう。

(でも原寸で作ると重心が上にあるフォルムなので、風で倒れるかも)





次なるエポックメーキングなロボットアニメといえば・・・・





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マジンガーZ。

それまで、リモコンで操縦していたロボットに人が乗り込むという「画期的」なアイディアを導入した永井豪。すごいですね。

子供の頃に、私は北郷小学校のプールが割れてマジンガーが出てこないものかと考えたものです。





ちなみに、ヨーロッパのおたく世代では永井豪は神様的な扱いを受けているそうです。私たちが手塚治虫に対して抱くような感じなのでしょうか。





もっとも、原寸大マジンガーZを作る価値はさほどなさそうです。というのも、既に作られているから。




Mz2
スペインのマジンガーZ。coldsweats02

なんでスペイン?


マジンガーZは日本の子供たちに熱狂的に支持されました。そのアニメ視聴率は30%を超えたと言います。

しかし、海を渡ってイタリアやスペインで放映されたマジンガーZは、日本以上の熱狂をもって子供たちに受け入れられました。

その視聴率は、優に80%を超えたそうです。


・・・・・80%!happy02

80%って、日本じゃ東京オリンピックなみの数字ですよ?

そりゃ永井豪も神様になるってもんです。







すごいなあ。永井豪。ということは、マジンガーZに引き続いて、これが当地で原寸大化されるかも。




Jb9232
下手すると、ほとんどの人が忘れてしまいそうな「UFOロボ グレンダイザー」

うーん。私もほとんど話を覚えていません。

karaokeゆけ~ ゆけ~ デュークフリード 
  とべ~ とべ~ グレンダイザー

までは覚えています。


おそらく、このアニメほど国内と国外での評価がまっぷたつに割れたアニメはないでしょう。






フランスでこのアニメが放映されたときには、すさまじい反響がありました。フランスCESPの調査によれば、瞬間視聴率が100%を叩きだしたそうです。

・・・・え~・・・・100%ですか?・・・・

いくら何でも100%はないだろうと思わずツッコんでしまいますが、チャンネル数が少ないためにこんな数字が出てくるのかも知れません。あまりにも子供たちが熱狂するので、「フランス文化への侵略」ととらえられ日本アニメの規制につながったのだとか。

イラクでも同様の事態が発生し、放映時間になると子供たちが路地裏から消えたそうです。詳しくは、
こちらから。
国家は歌えないがグレンダイザーの歌ならば歌えるという話や、新国旗を決める際にすったもんだを繰り返し「面倒くさいからグレンダイザーにしようぜ」という笑い話などを聞くと、その影響力のすさまじさにたじろぎます。


なんでこんなにウケたのかな。グレンダイザー。私たちにすれば、マジンガーZ、グレートマジンガーの続編にしか思えないんですが。貴種流離譚だからかな。亡国の皇子が困難に立ち向かいながら悪人を討つという話は普遍的にウケるジャンルですから。


イラクでの放映は1982年。フランスでの放映は1979年。ということは、この当時に子供だった人々は、今は40代。逆にいうならば、40代のフランス人、イラク人、イタリア人などと会うときは、グレンダイザーの話をしましょう。

私たちが昔のアニメを懐かしむように、彼らも一緒に懐かしんでくれることでしょう。

2009年7月12日 (日)

いや、そんなこと言われても(苦笑)

ウイグルでの暴動を巡って、中国人自身が思わぬ反応を示しています。

中国ニュース通信社「レコードチャイナ」より


なぜいつも悪者?西側の報道姿勢に反発!―中国ネットユーザー

2009年7月9日、環球時報によると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生した暴動に関する西側諸国の報道内容について、中国のネットユーザーが反発している。

英のニュースサイトMonsters and Criticsは8日、ウイグル暴動の記事と写真24枚を掲載。24枚の写真の内訳は、中国の武装警察の写真13枚、泣き叫ぶ少数民族の子供や女性の写真 5枚、武器を携帯した漢族が街を歩く写真4枚など、意図的に選んだと思われる写真が並んだ。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは、世界各国のウイグル人を統括する団体・世界ウイグル会議のラビア・カディール主席の「ウイグル人騒乱の真実」と題した文章を掲載。同氏が「カシュガル市、ホータン市、アクス市などでも騒乱は起こる可能性がある」と語り、米国に対し「ウルムチに領事館を建て、自由の番人になってほしい」と要求する内容を紹介した。また、フランス紙・フィガロは「中国は18世紀からウイグルを侵食してきた」などと報道した。

こうした内容に対し、英BBCの中国語サイトでは多くの中国人が怒りを表している。あるユーザーは「報道はなぜ、中国政府を永遠に悪者にするのか?」とし、別のユーザーは「BBCはウルムチ騒動を『平和への脅威』と報道しているが、今回の事件はメディアがこれらの勢力を支持してきたことと大いに関係がある」と書き込むなど、西側各国メディアの報道姿勢を批判している。




なぜ僕たちを悪者にするのだろう・・・・えーと、そんなこと言われても困るなあ。coldsweats01


日本人が言うのならば、わかるんだけどね。もっとも、日本人が「なぜ僕たちを悪者にするのだろう」と言うときは、捏造を繰り広げる悪意に対して困惑と怒りを感じているのだが、中国の皆さんが「なぜ僕たちを悪者にするのだろう」と言うのならば、その処方箋は実に簡単だと思うよ。

ウイグルとチベットを即座に独立させれば、全てが丸く収まることだろう。拍手喝采で国際社会を闊歩できるかもしれない。



でも、無理だろうな。中国が領土拡張をあきらめるということは、日本が経済発展をやめるというくらいに困難事。

2009年7月10日 (金)

会派研修

勝山市議会の私たちの会派『勝山の活性化を考える会』は、毎月1回、定例の研修会を行っています。

政策検討や、要望事項の進捗状況確認など月により内容は様々です。

昨日の定例会は、もうすぐ皆さんのお手元に届く予定の会派広報誌の内容を検討することと、情報交換でした。


会派広報誌は、この流れだと今月中には新聞折り込みで届くことでしょう。目を通していただき、ご意見をお待ちしています。



KJ法の川喜田先生亡くなる

訃報です。


ユニークな発想法「KJ法」の創始者で、ヒマラヤなどの学術調査で知られる文化人類学者の川喜田二郎(かわきた・じろう)氏が8日、死去した。

89歳だった。告別式は親族のみで行い、後日お別れ会を開く予定。

三重県生まれ。京大に進み、山岳部に籍を置く。人類学者の今西錦司の薫陶を受け、野外調査に取り組んだ。卒業後は東工大などの教授を歴任した。

専門は文化人類学、民族地理学。1953年にマナスル登山隊に参加して以来、ネパール、ヒマラヤの現地調査を続け、「鳥葬の国」などのノンフィクションから「素朴と文明」といった独自の文明論まで、幅広く手がけた。その一方で、環境保護や、ネパールにふさわしい形の技術協力を進め、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞なども受けている。

また、ユニークな発想・情報整理法で、世界で高く評価されている「KJ法」を考案、自ら普及につとめた。他の著書に「発想法」「チームワーク」など。
 

このKJ法には色々とお世話になっておりましたが・・・・川喜田センセイってご存命だったんですね。いや、これは迂闊にも知りませんでした。

というのも、あまりにもビッグネームだったもので、てっきりお亡くなりになっていたのかと・・・・coldsweats01


KJ法は、おそらく今でも社会人の研修などに使われてるんじゃないでしょうか。ブレストあたりから始まってKJ法へ進み、マトリックスなんかをするといった形で。




しかも今西錦司の流れを汲む人類学者だったというのも初めて知りました。

まさに生きる伝説だったんですね。今度、『鳥葬の国』を読んでみよう。

2009年7月 9日 (木)

さすが日本共産党

国会ではいろいろな質問が出てくるのですが、中には珍質問・珍発言というものも散見します。

私が知る中で、その珍発言の1位は、何と言っても福島瑞穂センセイの
 
空母から飛び立つB52
でしょう。ご存じでない方は、「福島瑞穂」「B52」で検索してみてください。

2位は民主党の「
UFOはいるのか、いないのか」という質問。これは、海外メディアまで取り上げていただいたおかげで、日本の恥を世界中にさらしてくれました。



そして、また国会に珍発言が登場したようです。


しんぶん赤旗より


参院総務委員会は7日、住民基本台帳法改定案を自民、公明、民主の賛成で可決しました。日本共産党、社民党は反対しました。

日本共産党の山下芳生議員は反対討論で、外国人住民に医療・教育などを受ける権利を保障するために住民基本台帳を制度化することは必要としつつも、同法案は
 (1)住民基本台帳制度に外国人の管理強化を持ち込む
 (2)外国人住民基本台帳に記載する対象を限定しそれ以外の「在留資格を有しない外国人」を行政サービスなどから排除する可能性がある―と指摘。
「在留資格を有していない外国人であっても、基本的人権は原則として保障されるべきだ」と強調しました。

 同日の法案質疑で山下氏は、地域における多文化共生を進めていくためには、外国人住民の住民基本台帳の整備だけではなく、「地方自治体の取り組みの支援と同時に、外国人労働者の労働環境、外国人児童生徒の教育、日本語教育など外国人受け入れの環境を国が責任をもって充実させることが不可欠だ」と強調し、政府の見解を求めました。佐藤勉総務相は「他の省庁とも連携しつつ、自治体の意見もうかがい、国籍や民族の異なる方々が地域社会の構成員としてともに生きていけることをめざして自治体の支援を行いたい」と答えました。
       (下線部 松村)


申すまでもないことですが、「在留資格を有しない外国人」=「不法滞在者」です。




すごいなあ。日本共産党。国民の血税を不法滞在外国人のために用いようというのですから、懐が深い。私も、外国人の方々向けに無料法律相談会を実施したり、勝山在住の帰化外国人のケアを長年にわたってやっていますが、さすがにこの境地にまでは至りませんでした。

だって、言い方換えれば
 年金未払い者が年金サービスを受けられないのはおかしい
と主張するようなものですから。


おそらく、この山下議員はこう反論することでしょう。
「外国人にも基本的人権は認められているのだ」

・・・・ちょっと待ってください。外国人にも基本的人権が認められる。これはマクリーン判決で確立されたものでして、ちなみに、「憲法第3章の諸規定による基本的人権の保障は、権利の性質上日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き、わが国に在留する外国人に対しても等しく及ぶ」というのが、この最高裁判例です。

さて、ならばこの論法は成り立つのでしょうか。
 ①外国人にも基本的人権はなりたつ。
           ↓
 ②不法滞在者も外国人である。
           ↓
 ③よって、不法滞在者にも基本的人権は成り立つ。
           ↓
 ④基本的人権を有する者は行政サービスが受けられる。
           ↓
 ⑤したがって、不法滞在者は行政サービスが受けられる。

成り立ちません。この論法には2点、重大な誤りがあります。

ひとつは、「外国人」という一括りで正規に入国した者と違法に入国した者とをまとめている点です。さきほどのマクリーン判決では、その冒頭で「憲法上、外国人は、わが国に入国する自由を保障されているものでないことはもちろん、在留の権利ないし引き続き在留することを要求しうる権利を保障されているものでもない」と述べています。つまり、外国人といえどもむやみやたらと国内に入れるものではないということです。基本的人権を主張するならば、せめて正規の入国手続きで入ってきてもらいたいものです。

もうひとつは、④「基本的人権を有する者は行政サービスが受けられる」という点。ちなみに、皆さんが観光ビザをもって海外渡航をした場合、行政サービスを受けることができますか?できるとしても観光案内くらいのものでしょう。そして、それをもってあなたは渡航先の自治体に不平をもらすでしょうか?漏らしませんよね。

だって、「行政サービスは税金を納めた人に与えられる」という大原則があるからです。仮に、貴方が渡航先で困ったことがあれば、海外の自治体に駆け込みますか?それとも日本大使館へ駆け込みますか?日本大使館へ駆け込むのが当然ですね。だって、海外の自治体が面倒見てくれるはずがないですから。

もちろん、不法滞在者といえども基本的人権はあるのでしょう。日本の解釈では基本的人権は「人間として生まれたからには、必ず誰しもが持っているもの」ですから。ですから、「人身に危害が加わらない」という程度のサービスは認められるのかもしれません。

ああ、それに加えて、もうひとつだけ認められねばならない行政サービスがあります。それは国外退去。

それ以外のサービスを認めろと言うのですか?生活保護を認めるのですか?居住の自由を認めるのですか?不法滞在者に?





ある意味、日本共産党に感心するのは、ブレないところですね。いや、これは冗談ではなく本当に感心します。どれだけ頓珍漢なことを言っているように見えても、ブレていない。頓珍漢なんですけどね。


確かな野党
が日本共産党のモットーですが、こういう発言を見ていると、

確かに野党
というモットーに変更されてはいかが?

2009年7月 8日 (水)

えち鉄 勝山駅

昨日、えち鉄サポータークラブの会員更新のために勝山駅まで行ってきました。
久しぶりに勝山駅の構内に入りました。(8ヶ月ぶりかな)


あら?いろんなものが増えてる。happy01


受付のお姉さんは愛想がいいし、がんばってますね。えち鉄。

公共料金の値上げについて

6月定例会の建設産業常任委員会にて、上下水道料金の値上げの問題が浮上してきました。

私の所属は総務文教厚生委員会なので、この問題についてはこれから調査・検討していかねばならないのですが、実はもうひとつの公共料金値上げの問題があります。

それが国民健康保険。


これまで勝山市の国保会計は極めて健全でした。たぶん、県内・・・というよりも全国的にもトップクラスの健全さを維持してきたといっても過言ではありません。

しかし、それでも年々財政的に厳しい状況に追い込まれているのは事実です。なぜ国保会計がこれほどまでにつらい状況になったのか。このあたりは、現在調査中ですので、報告がまとまったらHPなりこのブログなりで皆様にもお示ししたいと考えています。


さて、昨日も理事者と話し合いをしてきたのですが、私が問題にしているのは値上げをすることそのものではありません。上下水道料金の値上げと国保税の値上げの時期が重なる点です。

元々、国保対象者は農業者や商業者などの自営業者ですが、圧倒的な割合を占めるのは年金生活者です。その年金生活者は核家族化が進むにつれ、老夫婦だけで住んでいるかもしくは独居で暮らしている方が少なくありません。国保税を値上げして、さらに下水道料金までも値上げしたならば、これら年金生活者の生活を脅かす結果となるでしょう。

「サービスを受ければその対価を支払う」
これは当然の理屈です。その意味で上下水道料金の値上げはやむを得ないのかもしれません。

ただ、公共サービスというのは「サービスを受ければ対価を支払う」という単純な図式では括れないところがあります。

基本的に、「サービスを受ければ対価を支払う」という図式において主導権を握るのは「支払う人」です。散髪屋に行けば、3800円で髪を切ってもらう。これはサービスの対価として3800円を支払っています。どの散髪屋に行くのかを決定するのは3800円を支払う人です。ひょっとしたら、「今日はお金がないから1500円で髪を切ってくれる散髪屋に行こう」と考える人もいるでしょう。

ところが、公共サービスにおいてはこの選択権が全くありません。ここが問題なのです。

例えば、電気供給者である北陸電力。これは民間会社ですが、電気という公共性に鑑みて電気料金の値上げには厳しい制限がつけられています。これもわれわれが電力会社を選択できないという現状があるからです。


これまで勝山市は上下水道料金の値上げを10年近くにわたって行ってきませんでした。それは市民にとってはありがたいことです。そして、勝山市の上下水道料金が県下でも安い部類に位置づけられることも、市民にとってはありがたいことでしょう。この料金では、上下水道会計を維持できないというのであれば、市民に対して値上げを要請することはもっともなことだと思います。
(もちろん、その必要性は徹底的に説明することが求められます)

しかし、値上げにおいては、「市民には公共サービスの選択権がない」という視点が求められます。すなわち、どのような値上げの方法が市民の負担を少なくするだろうかとの観点です。





これまで公共料金の値上げは、担当各課が行ってきました。上下水道料金ならば上下水道課。国保税ならば市民課といった具合に。ですから、おそらく上下水道課の職員に「国保税の値上げについてどう思う?」と尋ねても、その値上げ自体について知らないでしょう。

これは、その職員がわるいのではありません。そういうシステムが悪いのです。

上下水道料金も、国保税も市民からすれば負担増です。上下水道料金の値上げと国保税の値上げを統一的に判断して実施する部署は、今のところ市組織の中にはありません。強いて言うならば、市長がそれに当たるということになるのでしょう。

そこで、そういった部署なり審議会なりを早急に立ち上げていただきたいという要請を理事者に対してしています。

これは重大な問題なので、調査検討を重ねて9月定例会の一般質問でも市の考え方を追求していきます。