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2009年10月 4日 (日)

民主出でて、家庭滅ぶ

民主党が遂に、外国人参政権と並んで党是ともいえる「夫婦別姓法案」を提出する。

今回は、ちょっと変わったところから。



韓国の中央日報より

日本政府が、夫婦が異なる姓を使用する夫婦別姓制度を導入することにしたと読売新聞が27日に報道した。



日本政府は速ければ1月の通常国会で民法改正案を提出する計画だ。現行の民法は結婚すれば夫婦の姓を夫か妻のどちらかの姓に統一するよう定めている。



民主党と法務省がまとめている民法改正案は、▽結婚する際に夫婦が同姓にするか別姓にするかを決定でき▽結婚可能年齢を男女とも18歳(現行では女性は16歳)にそろえることが核心だ。



夫婦が別の姓を持つ場合の子どもの姓を決める方法については、民主党と法務省の立場が異なる。民主党は「出生時に選択できるようにする」としているが、法務省は「2人以上の子どもが生まれる場合には姓を統一する」とする方針だ。



日本の女性界では以前から「結婚する女性が男性の姓を使うのは女性のアイデンティティとキャリア維持などに障害となる」とし、女性が結婚前の姓を維持できるよう認めることを要求していた。しかし「日本伝統の家族制度が崩壊し、家族の連帯感を害し、子どもに混乱を与える」という反対世論に押されいつも失敗に終わっていた。しかし民主党は先月の総選挙で「選択的夫婦別姓制度の早期導入」を政策集に明記していた。



保守自民党政権に対抗してきた民主党は、1998年にもこうした内容の民法改正案を共産・社民党とともに国会に提出したが、自民党の反対で廃棄されていた。



その後民主党はほぼ毎年同じ改正案を提出してきたが、議席数不足で改正案可決には失敗した。2001年に内閣府が行った世論調査では、夫婦別姓制度に賛成する意見が42.1%で、反対の29.9%より多かった。



ここで皆さんは、オヤッと思われたのではないだろうか。



>民主党は先月の総選挙で「選択的夫婦別姓制度の早期導入」を政策集に明記していた。



選挙のときにマニフェストを読んだのだが、そんなものは無かった・・・という人は、民主党の目論見にはまってしまった人である。



ご存じの方はご存じだが、ご存じでない方は全く知らないというものが、この「政策集」。正式には「政策INDEX2009」であるが、
「民主党の裏マニフェスト」
との通り名を持つ。




民主党は先月の総選挙でマニフェストを出した。しかし、このマニフェストは表のマニフェスト。国民の理解を得られないようなものは何も書かれていない。口当たりの良い「高速道路無料化」「子育て支援金」「農家の所得補償」などが書かれているばかりで、真のマニフェストはこの裏マニフェストなのだ。




私のブログを読まれるような奇特な方ならば、既にご存じのことだろうが、ほとんどの有権者はこの裏マニフェストの存在を知らない。




そして、民主党の汚いところは、総選挙での大勝をもって「政策INDEXも承認された」とヌケヌケとほざくところである。




もちろん、この選択制夫婦別姓制度は堂々と政策INDEXにも盛り込まれている。
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2009/01.html#選択的夫婦別姓の早期実現




この問題についてはかねてより私は反対の立場を採ってきた。




なぜなら、「変える必要がないから」である。




はっきりと申し上げよう。

夫婦別姓とは、親子別姓である




なぜ国民の皆さんはこの問題に関して意識が低いのか、それを常々疑問に感じてきた。思うに、別姓推進論者の言う
「皆さんにご迷惑はおかけしません」
という武器があまりにも強力だからだろう。





「世の中には夫婦同姓のおかげで困っている人たちがいます」
「どうか夫婦別姓を認めていただきたい」
「何も変わりません。同姓にするか別姓にするかの選択肢が増えるだけです」
「同姓にしたい人は今までどおり同姓にしてください。別姓にしたい人だけ別姓にするのです」
「したがって、皆さんにご迷惑はおかけしません」




この論法は極めて危険なものだ。というよりも、身分制に関する社会制度のほとんどは、この論法で変えることができる。

「世の中には一夫一婦制度のおかげで困っている人たちがいます」
「どうか一夫多妻制を認めていただきたい」
「何も変わりません。したい人だけすれば良いだけのことで、皆さんにご迷惑はおかけしません」






「世の中には国籍のおかげで困っている人たちがいます」
「どうか重国籍を認めていただきたい」
「何も変わりません。したい人だけすれば良いだけのことで、皆さんにご迷惑はおかけしません」





この論法のミソは「何も変わりません」との点にある。世の中、別姓にしたくらいでは変わらないのだから認めてくれたって良いだろう?と言われると、何となくそんな気もする。






しかし、次のケースを考えていただきたい。





制限時速40キロの道路がある。この道路を通って通勤している人から、次のような主張があった。
「この道路の制限時速を60キロにして欲しい」



理由を聞けば、制限速度を緩和することで会社に一刻も早く到着できるとのこと。




「制限速度を60キロにしたからといって、『全ての人が60キロで走らねばならない』というわけではありません」
「従来時速40キロで走ってきた人は、今までどおり40キロで走ってもらえば良いのです」
「選択肢を増やすだけのことなのです」
「ですから、皆さんにご迷惑はおかけしません」






時速60キロに緩和した後に、時速40キロで走る人たちと時速60キロで走る人たちが混在することはいたづらな混乱のもとになる。「あなたには迷惑をかけませんから」という言葉だけを信じれば、あなたに直接影響はないはずだ。しかしながら、社会規制を変えることは否応なしにあなたを渦中に引き込む可能性を持つ。






「夫婦別姓は親子別姓である」とのテーゼを掲げる理由もここにある。





あなたは佐藤さんだと仮定しよう




あなたは「夫婦別姓は、したい人だけすれば良いのです」という別姓推進論者の言い分をもっともだと思った。そして、「俺に害が及ばないのならば、反対する理由もないからいいや」と傍観してきた。そして、別姓推進論者の言うとおりに法案は改正され、別姓が認められた。




別に別姓法案が通ったところで、あなたの周りの生活が激変することはなかった。「やれやれ、杞憂だったか」あなたは胸をなで下ろし、今まで通りの日常を過ごす。




ようやく子供も大学を卒業し定職についた。そして、息子が彼女を連れてきた。可愛い女の子だ。気だても良さそうだし、これならばうまくやっていけそうだとあなたは内心喜ぶ。





しかし、息子の妻となるこの女性は驚愕の一言をあなたに投げつけるのだ。

「私は結婚しても佐藤の姓は名乗りません」
「生まれてくる子供にも佐藤の姓は名乗らせません」




あなたは息子に問いかける。
「なんとか佐藤の姓を名乗らせるわけにはいかないのか」
「お前しか跡取りはいないんだ」
「内孫が佐藤の姓を名乗らないなんて、おかしいじゃないか」




しかし、息子は申し訳なさそうにあなたに答えた。
「父さん。結婚は二人でするものだろう?だったら、彼女の意思も尊重しなくちゃ」




そんな言葉で納得できないあなたは、執拗に食いさがる。
「しかし、お前自身は納得できるのか?お前は佐藤の姓を名乗っている。彼女は田中さんだ。生まれてくる子供が田中の姓を名乗るということは、父親になるお前と、お前自身の子供との姓が違うということだぞ?」




息子はあきらめたように言った。
「仕方ないよ、父さん。世の中がそうなっちゃたんだから」
「僕だって彼女と姓が違うのはイヤだ。でも、彼女が姓を変えないことを結婚の条件にする以上、仕方ないじゃないか」




しばらく問答が続いた後に、あなたの息子は言い放った。
「むしろ、僕は父さんに腹が立つ」




いきなり怒られたあなたは、その理由を尋ねた。「父さんが悪いというのか?」
「だってそうだろう?父さんたちの世代がしっかりしていれば、こんなことにはならなかったんだよ」
「別姓法案なんて通すからこんなことが起きるんだ」
「なぜ、あのときに反対してくれなかったんだ!」




いくら悔やんでも後の祭りだ。仕方がない。この少子高齢化社会で嫁の来てがあるだけでも感謝しなければならない・・・と、あなたは我慢することにした。


数年後、あなたの娘が結婚したいと相談してきた。聞けば、鈴木という相手の男性は職業的にも立派だし性格も温厚である。これは反対することもない。





そのとき、あなたの脳裏に嫌な記憶が甦ってきた。「まさか、俺の娘まで別姓を名乗るなんて言うんじゃないだろうな」





あなたが心配するのはもっともなことだ。嫁いだ先で「私は旧姓を名乗ります」なんて宣言したら、嫁ぎ先の義父・義母がどう思うだろうか。そんな一時の感情にまかせて、無理を通せば嫁ぎ先で辛い思いをするのは娘の方なのだ。




恐る恐る尋ねたあなたに対して娘はケラケラ笑いながら答えた。
「別姓なんてバカみたいなことしないわよ。結婚するんだから同姓になるのが当たり前でしょ?鈴木の姓を名乗るわよ」





良かった。娘は毒されてなかったかと安堵したあなたは、結婚の話が進むのを目を細めて見守っていた。






ところが、数ヶ月後のことである。娘が目を腫らしながら帰宅した。興奮状態で手がつけられない。一体何事かと尋ねたあなたに娘は語った。
「彼のお義母さんが、私に言うの」
「あなたは結婚しても旧姓を名乗ってくださいって」
「しかも、生まれた子供には鈴木の姓を名乗らせるって」






あなたは血が逆流する思いがした。これでは、娘を嫁ぎ先の家族として認めないも同然ではないか。しかも、生まれた子供と母親の姓が違うなどとは、考えられない。これでは娘があまりにも不憫というモノだ。






「そんな男と結婚することはない。今すぐ別れろ!」
と怒り狂うあなたに娘は言う。





「だって、私は彼のことが好きなの。結婚したいの」
「でも、同じ姓にすらなれないなんて、ひどすぎる」





あなたはやり場のない怒りにかられるだろう。制度として法が認める以上、おかしなことは何もないのだ。








「あなたにはご迷惑をおかけしません」
という別姓推進論者のいう、「迷惑のない社会」とはこんな社会のことだ。












コメント

初めまして。
増木さんからの転送メールを拝見して、こちらに来ました。

「外国人地方参政権」に関わる、地方自治法の「住民」の定義について悩んでいた本人です。

上記のURLはそのブログのアドレスです。

地方自治法第11条は明確に
「日本国民たる普通地方公共団体の住民は、この法律の定めるところにより、
その属する普通地方公共団体の選挙に参与する権利を有する」としている

ということで、
松村議員の説明や例えを読んで、一安心しました。

ありがとうございました。

推進する方は、まさに松村さんの言うような論法でした。

2000年に地方自治法が改正されて、「住民」が「日本国民」という解釈は変わったと言われて、
国政と地方で「住民」の定義が違うというのが理解できず、
こういう解釈が本当に可能なのか知りたく、皆さんに教えを請うた次第です。

現在の日本の憲法、法律では無理という確証が欲しかったのですが、
皆さんのご意見を拝見して安心しました。


ところで、私は夫婦別姓について簡単に考えていました。

「夫婦別姓は親子別姓である」

例え話でこの弊害を良く理解することが出来ました。

これはとても看過できるものではないですね。

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