2009年10月 9日 (金)

マスコミの本音

人間、うっかりすると本音がポロリと漏れるようです。



岐阜新聞のコラムで、前政権を懐かしむコラムが登場しました。



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・コラムは権力者や世相を、上手にやゆしたり茶化したり冷やかしたりするから受ける。 それが民主党中心に政権交代してからは、何だかやりにくい。


◆国民の大きな期待を受けて誕生した政権だし、支持率も高いから下手な批判はできない。 読者を敵に回すことになりかねない。誕生間もない政権の揚げ足取りも大人気ない。


◆ああ、読み間違いやら失言やらで、次々とネタを提供してくれた前首相の時代が 懐かしい。(輝)


これだけ突っ込みどころ満載だと、逆にどこから突っ込んで良いものか迷うところです。


「支持率が高いから下手な批判はできない」というのであれば、逆に言えば、「弱い者いじめしかやらない」ということ。


別の視点から言えば、ポピュリズムを煽っているのがマスコミであることを暴露しているに等しいですね。なるほど、支持率が高いと批判しにくいというのも、よく理解できます。支持率100%の首領様を批判するマスコミはかの国にはいませんし。





「誕生間もない政権の揚げ足取りも大人げない」

これはすごい一文ですな。

まず、第一に、ハネムーン期間と呼ばれる政権誕生100日を超えれば、マスコミは現政権の批判をするものです。しかし、その批判は揚げ足取りだと本人が認めてしまっている点。

そして、麻生政権への批判は、批判ではなく、単なる揚げ足取りだったと図らずも認めてしまった点。

政権誕生間もなくして世界同時不況に襲われ、その沈静化に成功した麻生政権。中国・フランスを押さえ込みIMFを救った首相として、世界(特に第三諸国)の賞賛を浴びた麻生首相でしたが、麻生首相が尽力していた時期にマスコミは「漢字の読めない首相」と揚げ足を取るばかりでした。






というよりも、揶揄するところがありすぎるでしょう?鳩山政権。


何しろ、未だに首相所信演説すらしていない。こんな首相は初めてです。今月に臨時国会開かれるのでしょうか。開かれないでしょうね。

だって、開いて所信演説なんかした日には、質問受けなきゃいけませんから。選挙前に言ってたことがほとんど実現できなくなった今や、質問に答えることすら不可能ですよ。


身辺問題も危険ですよね。何しろ故人献金疑惑で、日本の内閣史上初めて現役首相が逮捕されるかもしれないのです。


景気対策は遅々として進まず、閣僚の不用意な発言で円高は進む、株安は止まらない。


そんな中で、首相がやっていることと言えば・・・


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夫婦揃ってファッションショー(苦笑)。


これを揶揄せずに、何を揶揄しろと言うんでしょうか。

2009年9月 7日 (月)

事実をねじ曲げてでも民主党を守りたいマスコミ~その2~

前回、鳩山幸さんの虚言を世界のメディアが注目している旨をお伝えしました。問題は、これについて共同通信が歪曲報道をしている点です。



この共同通信社の歪曲報道を元にして、毎日新聞などは事実無根の報道を垂れ流しています。


鳩山由紀夫民主党代表の妻幸(みゆき)さん(66)の「金星に行った」「トム・クルーズは前世で日本人だった」といった発言が海外メディアに注目されている。奇抜さを強調する記事も多いが、4日付の英タイムズ紙は「日本が『自分らしさ』を大切にする社会に変わりつつある」と好意的に論評した。



全ては、4日付けの英タイムズが元ネタになっているのですが、ならば、その4日の記事はどのようなものだったでしょうか。

タイトルからして、
Japan's new First Lady Miyuki Hatoyama: 'I went to Venus in a UFO'
(日本の新しい首相夫人が「私はUFOに乗って金星へ行った」と発言)
になっています。




Japan’s new Prime Minister, Yukio Hatoyama, faces formidable foreign policy challenges in dealing with an expansionist China, a nuclear armed North Korea and a sinister Russia. But he need have no concerns about establishing friendly relations with the planet Venus — his own wife is a friend of the Venusians, having travelled there in a UFO in the 1970s.

The distinctions of Miyuki Hatoyama, 66, do not end there. As well as being a musical actress, cookery writer, clothes maker and television personality, she also says that she knew the actor Tom Cruise in a past life when he was incarnated as a Japanese.

To his credit, Mr Hatoyama, who will formally become Prime Minister in a fortnight after a landslide election victory last Sunday, does not appear in the least embarrassed by his wife’s eccentricities, and nor do his fellow citizens. She falls into the category of public figure known as “tarento”, or “talent” — televisual artists or entertainers who are expected and encouraged to be more flamboyant and unpredictable than the rest of us.

Mrs Hatoyama began her career in a Japanese institution — the Takarazuka Revue, a troupe of female singers and dancers who perform romantic musicals to packed audiences of middle-aged Japanese women. She was living in California, as the wife of a Japanese restaurateur, when she met the young Mr Hatoyama, who was studying engineering at Stanford University. Their marriage in the US, after her divorce, was mildly scandalous for the scion of a political family such as Mr Hatoyama. “Most men choose a partner from among single women,” as he said proudly. “But I chose from among all womankind.”

Since then she has established herself as a lifestyle consultant, or “life composer”, and the author of several books, including Miyuki Hatoyama’s Spiritual Food and Miyuki Hatoyama’s Have a Nice Time. It was in a book of interviews with prominent people, entitled Most Bizarre Things I’ve Encountered, that she revealed her extraterrestrial jaunt, which occurred during her first marriage. “While my body was sleeping, I think my spirit flew on a triangular-shaped UFO to Venus,” she said. “It was an extremely beautiful place and was very green.”

Since it became likely, earlier this year, that Mr Hatoyama and his Democratic Party of Japan were likely to form the next government, she has been extensively interviewed on the daytime “wide shows” aimed at Japanese housewives. It was during one of these that she spoke of her past-life friendship with Cruise and her ambition to make a film with him.

“He was Japanese in his past life, and we were together so when I see him, I will say, ‘Hi. It’s been a long time’, and he will immediately understand,” she said. “I will win the Oscar for sure. About seven years ago my husband Yukio said to me, ‘Yeah, yeah, that’s a nice dream . . .’ but these days, he encourages me and he sits at his computer translating the script into English even though he is tired after work.”

She also described how she “eats the sun” every morning. She closed her eyes and mimed the act of removing pieces from the sky. “Yum, yum, yum,” she said, placing the imaginary solar morsels in her mouth. “I get energy from it. My husband also does this.”



例によって訳をつけてみましたが、間違っているのならばご指摘ください。




日本の新しい首相である鳩山由紀夫は、膨張主義の中国、核武装した北朝鮮、腹黒いロシアなどに対する困難な外交に直面しているが、金星との有効な関係を築くことに関心を払う必要はなさそうだ。なぜなら、彼の妻は金星人の友人であり、1970年代に金星に旅行したことがあるからだ。

鳩山幸(66)の風変わりさはそれだけにとどまらない。歌劇団の女優、料理本の執筆家、服飾家に加え、TVのパーソナリティとして彼女は、俳優のトム・クルーズが前世で日本人であったときに彼に出会っていると発言している。

鳩山氏は先週の日曜日の地滑り的な選挙の勝利の後に、2週間内に正式に首相の座に就くだろう。彼の名声ならば、妻の変わり者ぶりで足をすくわれるようなことは全く見られないだろうし、市民も同様だ。彼女はタレントとして知られる著名人の範疇にあり、より華々しく予測不可能であることを期待されているTV的芸術家・芸能人なのだ。

鳩山夫人は、そのキャリアを宝塚歌劇団から始めた。そこは女性の歌手やダンサーの一座がロマンチックな歌劇をし、日本の中年女性客を集めるところだ。スタンフォード大学で工学を学ぶ若き鳩山氏と出会ったとき、彼女はカリフォルニアに住みレストラン経営者の妻だった。彼女が離婚した後に、彼らはアメリカで結婚した。この結婚は、鳩山氏のような政治家一家にとってはちょっとしたスキャンダルになった。だが彼は誇らしげに言った。「多くの男性は結婚相手を独身女性から選ぶ」「しかし、私は全ての女性の中から選んだのだ」

その後、彼女はライフスタイル・コンサルタントもしくは「人生の作曲家」として、また何冊かの著作家としての地位を確立する。その中には「鳩山幸のスピリチュアルフード」や「鳩山幸Have a Nice Time!」がある。著名人とのインタビューを集めた「私が出会った世にも不思議な出来事」の中で、最初の結婚の時に起きた自身の地球外小旅行について明らかにしている。「私の体が寝ているとき、精神が三角形のUFOに乗って金星へと飛んだ」と彼女は言っている。「そこは極めて美しいところで、緑に溢れていた」

今年の始めに、鳩山氏と彼の民主党が次の内閣を担いそうになってから、彼女は主婦層向けのお昼の「ワイドショー」で大々的にインタビューを受けている。その中のひとつで、彼女は前世での友人であったクルーズについて語り、彼と映画をつくる野望を明らかにしている。

「彼は前世では日本人で、私たちはいっしょでした。だから彼に会ったならば、私は「あら、久しぶりね」と言うつもり。そして彼はすぐに理解してくれるでしょう」と彼女は語った。「私は間違いなくオスカーを勝ち取ることでしょう。7年前に夫の由起夫は私に言ったものです「うんうん、それは良い夢だね……」、でも最近では彼は私を励ましてくれ、コンピューターの前に座って台本を英語に訳すの。どんなに仕事の後で疲れていても」

彼女は毎朝「太陽を食べる」方法についても言及していた。眼を閉じて空からかき集める真似をする。「もぐもぐもぐ」太陽からの想像上のごちそうを口に運ぶのだ。「私は太陽からエネルギーをもらう。夫もこれをやるのよ」

これのどこか好意的な社説なのでしょうか?共同通信社の説明によれば、「日本が不可解な国ではないことを示す助けになる」ものでなければなりません。一体、どこにそんな記述が?



毎日新聞が言うような「日本が『自分らしさを大切にする』社会に変わりつつある」との記述はどこにあるのです?



あるのは、皮肉と小馬鹿にしたような論調だけではありませんか。
「よかったな。鳩山。支持率が高いから嫁の奇行が問題にならなくて」、「おいおい、人生の作曲家って何だよ。それを言うなら人生の指揮者だろう?」といったせせら笑いが行間から匂ってくるようです。


鳩山夫人の虚言癖はこの際問題ではありません。私が問題にしているのは、民主党を守るためならば事実を歪曲してまで報道するマスコミの姿勢です。もしも、この姿勢を今回の総選挙のみならず、これからも続けるのであれば、もはや日本の民主主義の敵はマスコミだと言わざるを得ません。




それすなわち、
国民の最大の敵はマスコミだということです。



2009年9月 6日 (日)

事実をねじ曲げてでも民主党を守りたいマスコミ~その1~

マスコミにより誘導された総選挙でしたが、一縷の望みは「ひょっとしたら、マスコミは選挙後は民主党を叩くのか?」という点でした。それならばそれでマスコミに対して、まだ、望みはありますから。

しかし、どうもそうではないようです。マスコミは単に民主党を勝たせたかった。民主党政権のためならば、事実をねじ曲げて歪曲報道をしようとも構わないようです。




その歪曲報道の実例をひとつ。




民主党政権が誕生する今、世界で注目されているのは民主党の政策ばかりではありません。実は、熱い視線を送られているのは次期ファーストレディの鳩山幸さんなのです。

というのも、この人。前世でトム・クルーズに出会ったとか、宇宙人に金星に連れて行かれたとか、素っ頓狂なことを言う人でして、「おいおい、日本のファーストレディは訳わからん」と海外メディアが食いつきました。


ちなみに、キャスターの困惑した顔を見たければ
こちらをどうぞ


さて、ロイターもこの件を報道しましたが、イギリスのデイリーテレグラフを。



タイトルは、Japan's new first lady 'flew to Venus with UFO' (日本の新しい首相夫人、「UFOに乗って金星へ飛んだ」と発言)



Japan's new first lady is enlivening the nation's grey-suited world of politics with colourful claims that she met a UFO in a dream and was whisked away to Venus .
 Miyuki Hatoyama, 66, the charismatic wife of the leader of the incoming Democratic Party of Japan (DPJ), has also described how she met Tom Cruise in a former life and enjoys "eating" the sun for energy.
 Writing in a book published last year, she said: "While my body was asleep, I think my soul rode on a triangular-shaped UFO and went to Venus. It was a very beautiful place and it was really green."
 Her extra-terrestrial experiences ties in neatly with her husband Yukio Hatoyama's nickname "The Alien" which came about due to his large eyes.
 Mr Hatoyama is due to be voted in as prime minister on September 16 after his party defeated the iron grip of the Liberal Democratic Party after more than five decades of near-interrupted power. The party leader met his wife - a former musical actress who was born to Japanese parents in Shanghai - while he studying at Stanford in the United States.
 Mrs Hatoyama, who is renowned for her healthy cooking having published several food-related books, described her UFO experience in a book called "Very Strange Things I've Encountered." After waking up, Mrs Hatoyama wrote that her then husband dismissed the experience, claiming that it must have just been a dream. However, referring to Japan's next prime minister, she wrote: "My current husband has a different way of thinking. He would surely say 'Oh that's great'." Earlier this year, Mrs Hatoyama also told a TV programme that she had met Tom Cruise in a previous life. While she cautioned the interviewer not to take her too seriously, she said: "I know he was Japanese in a previous life. "I was with him then. So he would recognise me when I see him and say 'long time, no see!'"
 On the same talk show, she also described her unusual habit of "eating the sun".Raising her arms into the air, she said: "I also eat the sun. Like this, hum, hum, hum. It gives me enormous energy. My husband has recently started doing that too."





例によって正確ではないですが、訳してみました。(訳が違うんじゃないの?というご指摘があればお知らせください)

(邦訳)

 
日本の新しいファーストレディがUFOに夢の中で出会い金星へと連れ去られたとの発言が、お堅い政治の世界をカラフルに活性化させている。

 鳩山幸(66歳)は、日本民主党の党首のカリスマ的妻であるが、彼女は前世でトム・クルーズと出会い太陽を食べてエネルギーにしたと言っている。昨年出版した本の中で、「私が寝ているときのことです。私の魂は三角形のUFOに乗り金星へと行きました。そこはとても美しい場所で、緑に溢れていました」と彼女は書いている。

 彼女の地球外生命体との体験は皮肉にも夫の鳩山由紀夫のニックネームに結びつく。彼のニックネームはその大きな眼に由来して「宇宙人」である。

 鳩山氏の党は50年以上に亘る自民党の鉄の支配を打ち破り、彼は9月16日に首相指名される予定である。 この党首が、上海で日本人の両親から生まれ歌劇団の女優であった妻と出会ったのは、彼がアメリカのスタンフォードに留学しているときであった。

 何冊かの料理関係の本を出版し健康食で知られる鳩山夫人が、UFO体験を記したのは著書「私が出会った世にも不思議な出来事」である。鳩山夫人はこう書いている。「目が覚めて、その当時の夫は私の体験を信じてくれませんでした。それはただの夢に違いないと言うのです」
 しかしながら、日本の次期首相に言及して彼女はこう書いている。「私の現在の夫は違う考え方をします。彼ならばきっと『ああ、それはすばらしいね』と言うでしょう」 年当初に鳩山夫人はTV番組でもトム・クルーズに前世であったと語っている。
 彼女はインタビュアーに対してそんなに真剣に取り合わないように警告する一方で、彼女は言う。「私はトムが前世で日本人だったことを知っているの」 「私はそのとき彼と一緒にいました。だから、もしも彼と会ったなら、見分けがついて『やあ、久しぶりだね』というはずよ」

 同じ番組の中で、彼女は「太陽を食べる」という普段の習慣についても語った。手を挙げて、彼女は言った。「私は太陽を食べるの。こんな感じで、モグモグモグ。これはものすごいエネルギーを与えてくれる。私の夫も最近はこれをやり始めたわ」





さて、TVをはじめマスコミはこの海外の報道を取り上げることがありません。それどころか、揉み消しをはかるべくこんな記事を配信し始めました。



(共同)


4日付の英紙タイムズは、次期ファーストレディーになる民主党の鳩山由紀夫代表の妻、幸さんを社説で取り上げ、日本が不可解な国ではないことを示す助けになると解説した。


社説は幸さんの「UFO体験」や、米俳優のトム・クルーズさんと 前世で会ったことがあるとの発言を紹介した上で「風変わりであることを恥だと思わない人物が日本のファーストレディーとなり、そうした妻の快活さを評価する夫が首相になる」と好意的に論評


さらに幸さんについて精力的だとし、おとなしい政治家の妻という型にはまったタイプからほど遠いと評している。

                                (下線部、松村)




「好意的?」




そうですか。イギリスの最も権威あるThe Timesは、鳩山幸さんの虚言を好意的に取り上げてくれたのですね。

それならば、その好意的な記事を次回に掲載しましょう。





ちなみに、共同通信さん。「社説で取り上げ」って・・・・オンライン版ではただのワールド・ニュースですよ、鳩山幸さんの虚言は。それとも彼の国においては、紙面の社説をオンライン版でただの記事に落とすのでしょうか。そんなこと聞いたこともない。


社説で取り上げるくらいにタイムズが好意的に扱ってくれたと印象操作をしたかったのでしょうね。

2009年7月25日 (土)

しんぶん赤旗の興味深い記事

しんぶん赤旗というのは、とても面白い新聞です。もう笑うしかない、ネタの宝庫ですね。


高校生と考える憲法フォーラムが19日、東京都内で開かれ、全国から高校生や教職員ら105人が参加しました。主催は昨年11月に「高校生1万人憲法意識調査」を実施した日本高等学校教職員組合。

 福島県会津若松市の高校生の平和サークル「PEACE BUD AIZU」の生徒は「ひめゆりの塔」の上映会や元米兵の講演会を市民団体と協力して取り組んでいると紹介。埼玉高校生平和ゼミナールの3年生は核兵器廃絶の署名をイラストや用語説明を加えて工夫して集めています。

 大阪の高校生は憲法26条で教育を受ける権利が保障されているはずなのに、教育費が無償でないのは矛盾していると発言しました。埼玉県の定時制高校に通う生徒は生徒会でアルバイトについてアンケートを取ると雇用契約書が交わされていない、解雇理由が明示されないなど無権利状態におかれていることがわかったと報告。「高校生自身が声を上げていかないといけないと感じた」と述べました。兵庫県の高校生は新入生を歓迎するフェスティバルの取り組みを教職員の協力もえて成功させたと話しました。

 東京大学大学院の勝野正章准教授は「学ぶ機会を求める声に応えることがおとなの役割。高校生の実態を知って、一緒に考えていくことが求められている」と述べました。

(下線部 松村)




「教育を受ける権利が保障されているのに、教育費が無償でないのは矛盾している」

おそらく高校の授業料が有料であることを言ってるんだろうけれど・・・すごい理屈だなあ。唖然sad



この理屈が通るのであれば、次のような理屈も通ることでしょう。



居住・移転の権利があるはずなのに、僕の部屋が小さいのは矛盾してい。

裁判を受ける権利が認められているのに、裁判費用が無料じゃないのは矛盾している

学問の自由があるはずなのに、私が東京大学に入れないのは矛盾している

健康で文化的な生活を営む権利を有するのに、医療費が無料じゃないのは矛盾している

労働の権利を認められているはずなのに、こんな仕事しかつけないのは矛盾している

知る権利を認められているはずなのに、あの子の携帯番号を国が教えてくれないのは矛盾している



4年前に勝山高校で話をする機会がありました。

私は冒頭で
君たち高校生ひとりを育てるためには色々なお金がかかります。学校を建設し、維持する費用や先生たちに支払うお給料、学校備品など、これらは税金から支払われています。

1年間で90万円の税金が君たちひとりひとりのために使われています。このクラスには30人くらいいますので、ここだけで3000万円近い税金が投入されているのですね。

『これらの費用を無駄にしないように勉強しなさい』というつもりはありませんが、君たちに対して大人たちがこれだけの期待をかけているということだけは覚えておいてください

と語った記憶があります。




権利の主張の方法を教えることがそれほど重要なのでしょうか。
社会の矛盾をあら探しすることが大切なのでしょうか。

「君たちのために、大人たちは一生懸命働いて納めた税金を使っている」
「それは、君たちが欠けがいのない存在だからだ」
ということを教えることの方が先決だと思うのですが・・・



2009年7月15日 (水)

マニアックな雑誌

昨日、浄土寺川ダムのことを調べていたときのことです。ふと私の目に飛び込 ん できたものが。 

  
ダム日本

えっ?coldsweats02 そんな雑誌があるんですか?しかも月刊誌?


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その『ダム日本』の2009年1月号の表紙を飾ったのが浄土寺川ダムだったのです。


その写真が左のもの。


この雑誌。業界の方以外にも、ダムマニアが購入しているのでしょうね。






こうなると、他にもどんな雑誌があるのか気になって仕方がありません。そこでちょっと調べてみました。



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■月刊廃棄物■

いわゆる廃棄物業界の月刊誌です。








Photo_4 ■月刊食品工場長■

食品業界の業界誌。cake

「食品工場長が選ぶ、サバ寿司お薦め店」
「まちで見かけたエコスタイルな工場長」
といった記事があるかどうかは定かではありません。








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■電波新聞■

電波関係の業界紙なんですが、こういうラインアップの中に入ると途端に別な意味になりそうでイヤ。thunder

「今日のデンパな人」「おしゃれな白電波スポットはここだ!」的な。




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■月刊 監査役■

ああ、どんどんマニアックなところに入ってきました。wobbly

月刊監査役って・・・いったい世の中に監査役が何人いるというのでしょう。いや、でも会社の数だけ監査役がいる計算なんだから、これはこれで業界紙として成り立つのだろうか。島耕作ならわかるけど。「監査役 島耕作」


少なくとも、「月刊 専務」とか「月刊 常務」よりは需要がありそう。




Photo_6 ■月刊 仏事■

いわゆる仏具屋さんの業界誌。

ちなみに、7月号には「21世紀トレンド霊園」として、富士見メモリアルガーデンが取り上げられています。この霊園は、色とりどりの植栽が咲き誇る英国風の「ガーデニング霊園」なんですって。

「今月の感動法話」のコーナーもあり、心が癒されそう。







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■月刊 ねじの世界■



月刊「ねじ」ですね。

うーん・・・・深い catface








工業関係にはマニアックな業界誌がゴロゴロあるのですが、医学関係も負けずおとらず。





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■ 心臓 ■


そのまんま。










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■細胞■

えーっと。なんだかもうここまで来ると、「月刊 肝臓」とか何でもありそうな勢いになってきました。












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■今日の移植■


うっかり「きょうの移植」と読んではいけません。そう読んでしまうと、ほのぼのした「お達者クラブ」的な香りが漂ってきます。
鉢植え雑誌ではありません。




「こんにちの移植」で、いいん
ですよね。日本医学館さん?







趣味の世界にも色々な雑誌があります。




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■月刊 秘伝■

武道系の月刊誌。武道の秘伝を教えるものです。

8月号は合気道の「合気上げ 完全解体!」

ちなみに7月号は「最強の寝技が甦る」として高専柔道などを特集しています。



この雑誌のラインアップを見ていて、久しぶりに松田隆智氏の名前を見ました。『拳児』ですね。










趣味の世界には、色々なディープなものがありますが、なかでもタイトルの白眉はこれ。




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■自休自足■

うわっ。そうきましたか。






 




2009年6月25日 (木)

NHKに対して集団訴訟

NHKが視聴者から訴えられるという、トンデモない事態が発生しています。


4月5日に、日本の台湾統治を取り上げたNHKスペシャル「アジアの“一等国”」があまりにも偏向しすぎているというので、放送法や受信契約に違反する番組により精神被害を受けたとして、視聴者たちが25日にNHKに約8300万円の損害賠償を求める訴えを起こすことがわかったのです。

原告となる視聴者の数は、実に8300人。


私自身はこの番組を見ていなかったのでその内容について云々する資格はないのです。ですので、この番組のことが話題になるときは
「まあ、NHKのことですから偏向番組くらいは作るだろう」
程度に考えていました。

しかし、識者たちの話を聞いていると、並の偏向ぶりではなかったようで、台湾人であり台湾史研究の専門家の黄文雄教授も「事実がひとつもない」といたく憤慨されていました。

例えば、「台湾は漢民族」といった誤った認識。これは、「北海道は、古来より大和民族」と言うに等しく、台湾に関する基本的な知識すらない人間の台詞です。ちなみに、「台湾は漢民族」という台詞は、少しでも中国史・台湾史を知っている人間なら思いもしないものです。もしくは、こういった台詞を吐くのは、
 
中国共産党
なんですね。つまり、NHKは台湾についてまるっきり知らないで番組を制作したか、もしくは中国共産党の片棒を担いで作ったかのいずれであることを公に表明してしまったのです。

こういった誤った認識だけでなく、現地台湾人のインタビューを恣意的に編集し、日本の台湾統治がいかにも悪かったのだと印象づけようとしていることを黄教授は指摘しています。
加えて、教授は次のような報道のあり方は大問題だと指摘しています。
 
「日台戦争」
いつ日本と台湾は戦争をしたのでしょうか。このNHKの造語には、新たな歴史認識(中共寄りの)を感じます。





さて、そこで頭に来た人たちが集団提訴に踏み切ったというわけですが・・・まあ、これは左翼系市民団体の常套手段です。裁判所に訴えて、世間の耳目を集めるというのは。

そこで私が注目しているのは、NHKに対する集団訴訟をマスコミは取り上げるのでしょうか。おそらく週刊新潮・文春などの週刊誌メディアは取り上げることでしょう。しかし、TV局は取り上げないでしょうね。

マスコミなんて、人のことを叩くときだけは威勢が良いくせに、自分たちの業界のことになるとからっきしダメですから。

2009年6月23日 (火)

人工冬眠への挑戦

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「人工冬眠」への挑戦。読了。


人工冬眠といえば、ワープ航法と並んでSFではメジャーな技術です。この人工冬眠の研究家である著者は、愉快な実例をひきながら冬眠という行為の不思議さ・その応用範囲の広さを説明していきます。




何しろ、読んでいくと目からウロコ。 flair

例えば、本書では、冬眠する哺乳類の代表例として、リスと熊が挙げられています。

私は、リスは冬の間、ずーっと冬眠しているものだと思っていました。ところが、冬眠中のリスは、2週間おきに20時間だけ体温を戻して活性化するとのこと。

一見すると、この行為は無駄のように思えます。体温を上げる・下げるという行為自体がエネルギーを使うのですから。「なぜ、そんな無駄なことをするのか」本書によれば、「寝不足にならないため」なのです。冬眠と睡眠は全く異なる行為ですので、冬眠したままだと寝不足になってしまう。それを回避するために、2週間おきに20時間体温を戻すのだと。そして、冬眠をするために蓄えられたエネルギーの9割が、この作業に費やされているのです。

もうひとつは、熊の事例。熊は蓄えた用いて冬眠するのですが、冬眠中で1日に使うエネルギー量は4000kcal。これだけのエネルギーをひたすら放出していたのでは無駄が多いので、エネルギーやタンパク質・カルシウムをリサイクルしながら冬眠を続けるそうです。睡眠・冬眠・代謝。いずれも実に不思議なものだと実感させられます。

人工冬眠研究の専門家である著者は、本書の末尾で「人工冬眠は必ず実現する」と断言しています。そこへ至る技術的過程や、課題などが本書では手を変え品を変え、飽きさせることなく盛り込まれています。

2007年10月31日 (水)

美味しんぼ100巻達成

  なにやらマンガ『美味しんぼ』が100巻を達成したようです。いつの間にか、100巻まで行ってたんですね。正直びっくりしてます。

最初の頃は読んでたんです。面白かったのです・・・・が、途中から作者の主義主張(反日・反米・親中・親韓)があまりにも鼻につくようになったので読むのをやめました。

それに、最近は水戸黄門化しているそうですし(全国味めぐり漫遊記)。





ちなみに、作者の主義主張が出すぎてしまい読むのを止めたものとしては・・・・


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私にとっては、やはりコレということになるのでしょう。


田中芳樹・・・・あの名作『銀河英雄伝説』の著者とは思えない暴れっぷり。

ファンタジーの世界に、政治評論を挟み込んではいけません。

旨い寿司屋を見つけたもののなかなか行機会が得られず、ようやく行くことが出来て「こりゃ旨い!」と舌鼓を打っていたら、
「お客さん。うちの魚はうまいでしょ?」
「やっぱりねえ、魚は近海モノじゃないとダメだね」
「外国の魚は信頼できないんだよ」
「だってそうでしょ?お客さん。外国、特にね○○と△△で取れたモンなんて口にできないよ」
「あいつら信頼できないじゃない」
・・・・なんてカウンター越しに言われたらゲンナリします。「黙って食わせろ!」

ファンタジーに評論挟むなど、公共の土俵で私利を得ようとするようなもの。政治家が私腹を肥やすことと同じレベルの行為です。はしたない。





主義・主張をまったく挟まない料理マンガとしては、『クッキング・パパ』


Kukkinngupapa
いつの間にか、このマンガも94巻まで来てます。



このマンガ。何が気持ちいいかって、登場人物が実にうまそうに料理を食べるんですね。見ていて清清しいです。



一般から料理のアイディアを募集して、それを紹介するというスタイルでやっています。作者うえやまとちは、紹介する料理を全てスタッフと共に創ってみてからマンガにするのだとか。大したもんです。


話を元に戻しますと、長寿マンガの代表作といえば何といっても横綱は、『ゴルゴ13』と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でしょう。前者は146巻。後者は157巻まで来ています。


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ゴルゴは一体何歳なのか?という無粋なことは言ってはいけません。

初期の話を見ていると「劉派の・・・・」なんて台詞も出てきます。つまり、文化大革命ですね。ゴルゴ13を高倉健がやってた時代です。今なら、麻生太郎かな、やっぱり。



ちなみに、このゴルゴ13の最終回は、作者さいとうたかをのオフィスの金庫内にあるという噂は本当なのでしょうか。


以前にトリビアを見ていたら、「日本の理髪店に置かれているマンガ」の1位にランクされていたように記憶しています。

後流悟十三(ごるごじゅうぞう)なんてのもいましたねえ、「こち亀」に。







そうやって考えてみると、少年誌よりも青年誌の方に長寿マンガは多いみたいです。まあ、これは致し方ないのかもしれません。少年誌は人気のサイクルが短いでしょうし。





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ひっそりと『浮浪雲』も85巻まで来ています。


何となくジョージ秋山は、「ジョージ秋山先生」と呼んでしまいたくなる雰囲気を持っています。もちろん、お会いしたことはありませんし、第一どんなお顔かも知りません。ただ、作品を読んでいると「先生」と呼んでしまいたくなるのです。



ジョージ秋山先生には『銭ゲバ』、『アシュラ(ちなみに発禁本でした)』などの名作があります。








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「浜ちゃん、スーさん」も、いつの間にか71巻まで来てました。


よくよく考えてみれば、マンガにおけるサラリーマン像の2極の一方を担ってるんですね。


ひとつの極は「立身出世型」。

『課長 島耕作』もこちらでしょうね。バブルを象徴するかのように、妙に女にモテるという都合の良い島耕作でしたが、基本的には「自らの才覚で上へ上っていく」タイプのマンガです。

それに対するように「万年平社員型」というのがあるわけです。釣りバカはこちらに入るのですが、万年平社員では事件を解決するには力が足りません。だから、「実は平社員なんだけど、社長とはお友達」という、まあ、何と申しましょうか・・・・・都合の良い展開が発生するわけです。実際、このマンガからスーさんを抜いてしまったら、本当にシャレにならないマンガになってしまうでしょう。毎回、毎回「こいつは、いつクビになるんだろう」と。

ですが、世間の常識に照らすと、平社員と社長が同一平面で動くはずがない。そこで「釣り」をもってくるわけですが、この「釣り」をもってきたところがこのマンガの慧眼なのでしょうね。

これが「ファミコン」だったら、これまたシャレになりません。

・・・・ある平社員が、『ドラクエ』の新作を買うために徹夜で秋葉原に並んでいた。周りを見渡しても並んでいるのは子供、学生ばかり。「いい年したオッサンが並んでいるのは、恥ずかしいな」と思っていると、近くに初老の男性が。「いやあ、孫に頼まれまして」なんて気恥ずかしそうに釈明するその男性としばし話がはずんだ。
 ドラクエ発売のニュースは翌朝のTVで放映された。TVのクルーが来ていたのだろう。たまたま、その社員が画面上に映ってしまい、その模様は全国ネットで出されてしまった。「よりにもよってわが社の社員がドラクエを買いに並ぶとは!」と早速問題視される。出社した社員に対してカミナリを落とす部長。そして、部長席の電話が鳴る。電話をとった部長の顔が青ざめる。「君、覚悟したまえ。社長から電話だ。すぐに社長室へ来いとの仰せだ」
 俺はクビなのか・・・と覚悟を決めて社長室のドアを叩くと、そこにいたのは昨日一緒に並んだ初老の男性ではないか。しかも、ドラクエをやっている。あれが・・・社長室に100インチの大画面を持ち込んで目の前でドラクエをやっている男が、うちの社長だったのか!「孫のためって言わないと恥ずかしくてね」
 気を取り直して「社長、どういったご用件で」と尋ねる平社員に対して、社長はおもむろに言った。「いやあ、実はこのダンジョンから抜け出せないんだよ。どうすればいい?」
 平社員はお手の物とばかりに社長に攻略法を語った・・・・・

これは『サルでも描けるまんが道場』の実験まんがとして出されたもの(記憶おぼろげ)ですが、これではヘナチョコまんがです。







青年誌の方に長寿マンガは多いのですが、少年誌に長寿マンガがないわけではありません。



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いつのまにか一歩も81巻まで来てました。


「一歩宮田」か「宮田一歩」かは、天と地との違いがあってファン(?)はそこは譲らない・・・・という話を、ある人から聞いたことがあります。

ディープです。







ですが、意外なものも長寿ですね。


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幼年マンガというジャンルは、当たるとでかいようです。その代表格は何といっても『ドラえもん』でしょう。


この『あさりちゃん』も巻を重ねること84巻。まだまだ健在です。











そして、もうひとつ。


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殿下も頑張っておられます。















しかし、長寿という意味では見逃せないのはこれでしょう。


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御年とって50云歳のプロ野球人。



いつの間にか90巻まで来てました。

(ガンマ値は90どころではないと思うのですが)





「90巻くらいは、ゴルゴに比べればたいしたことないでしょ?」と思われてはいけません。この水島新司にはもうひとつのシリーズがあるからです。

そう。『ドカベン』

『ドカベン』本体が48巻。
その引継ぎの『大甲子園』が26巻。
そして、『ドカベン ~プロ野球編~』が52巻。
さらに、『ドカベン ~スーパースターズ編~』が20巻。しかも継続中。

一体全体、ドカベンはどこまで行くのかという素朴な疑問はさておき、水島新司の多産ぶりには目を見張ります。



この多産ぶりを可能にしているのは、「過去に出してきたキャラクターを一同に会する」という手法です。『大甲子園』以降は、その手法を用いています。

ですが、この手法を用いようとすると、大きな壁にぶち当たることになります。それは「出版社の違い」。

例えば、『ドカベン ~スーパースターズ編~』の第11巻に収録されているのは、ドカベンこと山田太郎と『野球狂の詩』の岩田鉄五郎率いる東京メッツが日本シリーズで戦うというもの。
『ドカベン』は秋田書店。『野球狂の詩』は講談社です。

それに配慮したのか、少年チャンピオン(秋田書店)において『ドカベン』の視点から描かれたものと、週間モーニング(講談社)において『野球狂の詩』の視点から描かれたものを同時連載するというとんでもない試みが行われました。

著者の水島新司は、1939年生まれ。もうすぐ70に手が届こうかというお年でこれだけの多産ぶりは賞賛に値します。

2007年3月31日 (土)

ようやく読書週間

左義長まつりも終わり、三月議会も終わり・・・・ようやく読書週間がやってきました。



とりあえず、今読んでいるのは北方謙三の『水滸伝』。

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これは、単行本で出ていたのですが何せ17・8巻くらいあったはず。はやく文庫化されないものかとやきもきしていました。

この前、書店を覗いてみたところいつの間にか文庫化されていたようで、衝動買いをしてしまいました。




内容の方は・・・これは好き嫌いがはっきりと分かれるでしょうね。私はドンピシャではまりましたが「こんなの水滸伝じゃねぇよ」という声もおそらくはあることでしょう。




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私が初めて水滸伝を読んだのは、中学2年生の頃でした。吉川英治の水滸伝ですね。

ただ、何となくその当時から不満に感じていたのは、キャラがすごい割にはボリュームに欠けるという点でした。

例えば、冒頭から豹子頭林沖、花和尚魯智深などのキャラが出てくるわけです。大暴れしますね。痛快です。

ところが、林沖なら林沖の、魯智深なら魯智深のエピソードが終わると、めっきりと登場回数が減るのが子供ながらに面白くなかったのです。「林沖はどこに行っちゃったの?」

そういう不満を解消してくれるという1点だけでも、北方謙三の『水滸伝』は読む価値があります。




内容も不満のない出来なのですが、単行本で4巻まで読み進んだ現在興味深いのは「関勝の扱いがどうなるのか」というところ。

ご存知三国志の関羽は絶大なる人気を誇っています。華僑がコミュニティをつくるところには必ずといってよいほど関帝廟が作られます。

それほどの人気を誇る関羽ですから、色々な物語にちょくちょくと顔を出すことになります。

吉川英治の水滸伝でも、必然性もなく「関羽の子孫だから」という理由で、関勝というキャラが「さしたる用事はなかりけど、呼ばれて来たるは・・・」みたいな感じで登場します。


果てさて、北方謙三の水滸伝では関勝はどうなるのか。それが興味深いところです。









さて、読書週間の2冊目として今とりくんでいるのが、『意図的社会変動の理論』。


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この書の問題提起は実に明快です。

「政府や地方自治体の実施する社会計画が失敗することがあるのはなぜか。
 逆に、行政当局よりも動員できる資源が少ないと思われる住民運動が成功することがあるのはなぜか」



これをゲーム理論から出発して研究しようというのです。


ただ・・・・問題提起は明確なんですが、中身が明確ではない。
久しぶりに「ナッシュ均衡」や「完全ベイズ均衡」の文字を見ました・・・(;´∀`)・・・いたいなぁ・・・


もちろん、著者の問題提起が完全に理論化できるはずがないことは明らかです。現実問題を見ても「なぜあのプロジェクトが成功して、こっちのプロジェクトは失敗したのか」という原因が統一的に理論化できるはずがありません。

ただ、こういったものは思考のプロセスを学ぶのに役立ちます。多分。
そうでも思わなきゃ、読んでられません。








2007年3月16日 (金)

またしても

またしても北陸政界に載ってしまいました(微苦笑)。

何と申しましょうか・・・・私の記憶違いでなければ、これで4度目となるはず。色々な使われ方をされています。





ちなみに、北陸政界中にあった山岸市長との会談内容は、昨年の9月22日付のブログに書いたものをベースにしたようです。この9月22日の記事は、読んでいただければお分かりになろうかと思いますが、内容自体はさほどのものでもありません。