2009年10月 4日 (日)

民主出でて、家庭滅ぶ

民主党が遂に、外国人参政権と並んで党是ともいえる「夫婦別姓法案」を提出する。

今回は、ちょっと変わったところから。



韓国の中央日報より

日本政府が、夫婦が異なる姓を使用する夫婦別姓制度を導入することにしたと読売新聞が27日に報道した。



日本政府は速ければ1月の通常国会で民法改正案を提出する計画だ。現行の民法は結婚すれば夫婦の姓を夫か妻のどちらかの姓に統一するよう定めている。



民主党と法務省がまとめている民法改正案は、▽結婚する際に夫婦が同姓にするか別姓にするかを決定でき▽結婚可能年齢を男女とも18歳(現行では女性は16歳)にそろえることが核心だ。



夫婦が別の姓を持つ場合の子どもの姓を決める方法については、民主党と法務省の立場が異なる。民主党は「出生時に選択できるようにする」としているが、法務省は「2人以上の子どもが生まれる場合には姓を統一する」とする方針だ。



日本の女性界では以前から「結婚する女性が男性の姓を使うのは女性のアイデンティティとキャリア維持などに障害となる」とし、女性が結婚前の姓を維持できるよう認めることを要求していた。しかし「日本伝統の家族制度が崩壊し、家族の連帯感を害し、子どもに混乱を与える」という反対世論に押されいつも失敗に終わっていた。しかし民主党は先月の総選挙で「選択的夫婦別姓制度の早期導入」を政策集に明記していた。



保守自民党政権に対抗してきた民主党は、1998年にもこうした内容の民法改正案を共産・社民党とともに国会に提出したが、自民党の反対で廃棄されていた。



その後民主党はほぼ毎年同じ改正案を提出してきたが、議席数不足で改正案可決には失敗した。2001年に内閣府が行った世論調査では、夫婦別姓制度に賛成する意見が42.1%で、反対の29.9%より多かった。



ここで皆さんは、オヤッと思われたのではないだろうか。



>民主党は先月の総選挙で「選択的夫婦別姓制度の早期導入」を政策集に明記していた。



選挙のときにマニフェストを読んだのだが、そんなものは無かった・・・という人は、民主党の目論見にはまってしまった人である。



ご存じの方はご存じだが、ご存じでない方は全く知らないというものが、この「政策集」。正式には「政策INDEX2009」であるが、
「民主党の裏マニフェスト」
との通り名を持つ。




民主党は先月の総選挙でマニフェストを出した。しかし、このマニフェストは表のマニフェスト。国民の理解を得られないようなものは何も書かれていない。口当たりの良い「高速道路無料化」「子育て支援金」「農家の所得補償」などが書かれているばかりで、真のマニフェストはこの裏マニフェストなのだ。




私のブログを読まれるような奇特な方ならば、既にご存じのことだろうが、ほとんどの有権者はこの裏マニフェストの存在を知らない。




そして、民主党の汚いところは、総選挙での大勝をもって「政策INDEXも承認された」とヌケヌケとほざくところである。




もちろん、この選択制夫婦別姓制度は堂々と政策INDEXにも盛り込まれている。
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2009/01.html#選択的夫婦別姓の早期実現




この問題についてはかねてより私は反対の立場を採ってきた。




なぜなら、「変える必要がないから」である。




はっきりと申し上げよう。

夫婦別姓とは、親子別姓である




なぜ国民の皆さんはこの問題に関して意識が低いのか、それを常々疑問に感じてきた。思うに、別姓推進論者の言う
「皆さんにご迷惑はおかけしません」
という武器があまりにも強力だからだろう。





「世の中には夫婦同姓のおかげで困っている人たちがいます」
「どうか夫婦別姓を認めていただきたい」
「何も変わりません。同姓にするか別姓にするかの選択肢が増えるだけです」
「同姓にしたい人は今までどおり同姓にしてください。別姓にしたい人だけ別姓にするのです」
「したがって、皆さんにご迷惑はおかけしません」




この論法は極めて危険なものだ。というよりも、身分制に関する社会制度のほとんどは、この論法で変えることができる。

「世の中には一夫一婦制度のおかげで困っている人たちがいます」
「どうか一夫多妻制を認めていただきたい」
「何も変わりません。したい人だけすれば良いだけのことで、皆さんにご迷惑はおかけしません」






「世の中には国籍のおかげで困っている人たちがいます」
「どうか重国籍を認めていただきたい」
「何も変わりません。したい人だけすれば良いだけのことで、皆さんにご迷惑はおかけしません」





この論法のミソは「何も変わりません」との点にある。世の中、別姓にしたくらいでは変わらないのだから認めてくれたって良いだろう?と言われると、何となくそんな気もする。






しかし、次のケースを考えていただきたい。





制限時速40キロの道路がある。この道路を通って通勤している人から、次のような主張があった。
「この道路の制限時速を60キロにして欲しい」



理由を聞けば、制限速度を緩和することで会社に一刻も早く到着できるとのこと。




「制限速度を60キロにしたからといって、『全ての人が60キロで走らねばならない』というわけではありません」
「従来時速40キロで走ってきた人は、今までどおり40キロで走ってもらえば良いのです」
「選択肢を増やすだけのことなのです」
「ですから、皆さんにご迷惑はおかけしません」






時速60キロに緩和した後に、時速40キロで走る人たちと時速60キロで走る人たちが混在することはいたづらな混乱のもとになる。「あなたには迷惑をかけませんから」という言葉だけを信じれば、あなたに直接影響はないはずだ。しかしながら、社会規制を変えることは否応なしにあなたを渦中に引き込む可能性を持つ。






「夫婦別姓は親子別姓である」とのテーゼを掲げる理由もここにある。





あなたは佐藤さんだと仮定しよう




あなたは「夫婦別姓は、したい人だけすれば良いのです」という別姓推進論者の言い分をもっともだと思った。そして、「俺に害が及ばないのならば、反対する理由もないからいいや」と傍観してきた。そして、別姓推進論者の言うとおりに法案は改正され、別姓が認められた。




別に別姓法案が通ったところで、あなたの周りの生活が激変することはなかった。「やれやれ、杞憂だったか」あなたは胸をなで下ろし、今まで通りの日常を過ごす。




ようやく子供も大学を卒業し定職についた。そして、息子が彼女を連れてきた。可愛い女の子だ。気だても良さそうだし、これならばうまくやっていけそうだとあなたは内心喜ぶ。





しかし、息子の妻となるこの女性は驚愕の一言をあなたに投げつけるのだ。

「私は結婚しても佐藤の姓は名乗りません」
「生まれてくる子供にも佐藤の姓は名乗らせません」




あなたは息子に問いかける。
「なんとか佐藤の姓を名乗らせるわけにはいかないのか」
「お前しか跡取りはいないんだ」
「内孫が佐藤の姓を名乗らないなんて、おかしいじゃないか」




しかし、息子は申し訳なさそうにあなたに答えた。
「父さん。結婚は二人でするものだろう?だったら、彼女の意思も尊重しなくちゃ」




そんな言葉で納得できないあなたは、執拗に食いさがる。
「しかし、お前自身は納得できるのか?お前は佐藤の姓を名乗っている。彼女は田中さんだ。生まれてくる子供が田中の姓を名乗るということは、父親になるお前と、お前自身の子供との姓が違うということだぞ?」




息子はあきらめたように言った。
「仕方ないよ、父さん。世の中がそうなっちゃたんだから」
「僕だって彼女と姓が違うのはイヤだ。でも、彼女が姓を変えないことを結婚の条件にする以上、仕方ないじゃないか」




しばらく問答が続いた後に、あなたの息子は言い放った。
「むしろ、僕は父さんに腹が立つ」




いきなり怒られたあなたは、その理由を尋ねた。「父さんが悪いというのか?」
「だってそうだろう?父さんたちの世代がしっかりしていれば、こんなことにはならなかったんだよ」
「別姓法案なんて通すからこんなことが起きるんだ」
「なぜ、あのときに反対してくれなかったんだ!」




いくら悔やんでも後の祭りだ。仕方がない。この少子高齢化社会で嫁の来てがあるだけでも感謝しなければならない・・・と、あなたは我慢することにした。


数年後、あなたの娘が結婚したいと相談してきた。聞けば、鈴木という相手の男性は職業的にも立派だし性格も温厚である。これは反対することもない。





そのとき、あなたの脳裏に嫌な記憶が甦ってきた。「まさか、俺の娘まで別姓を名乗るなんて言うんじゃないだろうな」





あなたが心配するのはもっともなことだ。嫁いだ先で「私は旧姓を名乗ります」なんて宣言したら、嫁ぎ先の義父・義母がどう思うだろうか。そんな一時の感情にまかせて、無理を通せば嫁ぎ先で辛い思いをするのは娘の方なのだ。




恐る恐る尋ねたあなたに対して娘はケラケラ笑いながら答えた。
「別姓なんてバカみたいなことしないわよ。結婚するんだから同姓になるのが当たり前でしょ?鈴木の姓を名乗るわよ」





良かった。娘は毒されてなかったかと安堵したあなたは、結婚の話が進むのを目を細めて見守っていた。






ところが、数ヶ月後のことである。娘が目を腫らしながら帰宅した。興奮状態で手がつけられない。一体何事かと尋ねたあなたに娘は語った。
「彼のお義母さんが、私に言うの」
「あなたは結婚しても旧姓を名乗ってくださいって」
「しかも、生まれた子供には鈴木の姓を名乗らせるって」






あなたは血が逆流する思いがした。これでは、娘を嫁ぎ先の家族として認めないも同然ではないか。しかも、生まれた子供と母親の姓が違うなどとは、考えられない。これでは娘があまりにも不憫というモノだ。






「そんな男と結婚することはない。今すぐ別れろ!」
と怒り狂うあなたに娘は言う。





「だって、私は彼のことが好きなの。結婚したいの」
「でも、同じ姓にすらなれないなんて、ひどすぎる」





あなたはやり場のない怒りにかられるだろう。制度として法が認める以上、おかしなことは何もないのだ。








「あなたにはご迷惑をおかけしません」
という別姓推進論者のいう、「迷惑のない社会」とはこんな社会のことだ。












2009年9月29日 (火)

この国の形が崩れ始める

ああ、民主党になったら来るだろうなと予想はしていたが・・・


読売新聞より。


公明党の山口代表は26日、静岡市内で記者団に、永住外国人に地方選挙権を付与する法案を10月中下旬にも開かれる臨時国会に提出する方針を明らかにした。

公明党は1998年以降、与党時代も含めて、たびたび同法案を提出してきた。しかし、連立を組んでいた自民党内に慎重論が強く、2005年の衆院選後に提出した法案を含め、すべて廃案になっている。

同法案を巡っては、民主党の小沢幹事長が19日、李相得(イサンドゥク)・韓日議員連盟会長に、次期通常国会への提出に前向きな姿勢を明らかにした。同法案成立に向けて「共闘」が成立すれば、公明党が野党に転落して以降、初めて民主党と連携する機会となる。

ただ、民主党内でも、慎重派と積極派が対立しており、意見の集約は図られていない。山口代表は連携について、「民主党がどういう政策決定をするかは定かでない。否定的な意見もあるようなので、よく見定めて検討していきたい」と述べるにとどめた。



公明党は昔から外国人参政権を猛烈に推し進めてきた。今までは自民党がそれにブレーキをかけていただけのこと。民主党政権になれば何ら障害はなくなった。



この「外国人参政権」については人により意見が分かれるところだろうが、私が問題にしているのは、マニフェストに書かないことをなぜ堂々と行うのかという点だ。「全ての政策をマニフェストに書くわけではない」という説明は詭弁でしかない。確かに細かな政策を一つひとつマニフェストに盛り込んでいくことはできない。



だからこそ政権姿勢の骨子をマニフェストに描くのではないのか。「外国人参政権」などはこの国のあり方そのものを変えかねない重大政策である。それを後出しで行おうとは卑怯千万である。

「外国人参政権」などという国家の基本を揺るがしかねない重大問題をなぜマニフェストに書かなかったのか。理由は明白だ。
「国民が反対するから」

聞けば民主党は通常国会に夫婦別姓法案も提出しようとしているらしい。これも「国民が反対するから」とマニフェストに盛り込むのを見送った政策だ。



民主党は圧倒的な議席数で政権を奪取した。しかし、国民は白紙委任状を渡したのではない。

どうしても外国人に参政権を認めたいのであれば、それを争点としてもう一度総選挙を行うべきだ。それ程、この問題は国家の根本に関わる。

そして、マスコミよ。


あれだけ麻生政権の支持率調査に熱心だったマスコミ各社が、外国人参政権についてのアンケート調査を実施しないのはなぜだ?


私の知る限り、産経新聞のみがアンケート調査を行ったが、その結果は驚くべきものだった。実に回答者の95%は外国人参政権付与に「反対」だったのだ。

(1)永住外国人への地方参政権付与を容認すべきか。
    Yes   5%
    No   95%

(2)むしろ帰化の要件を緩和すべきか。
    Yes  11%
    No   89%

(3)容認すれば国益が損なわれると思うか。
    Yes  94%
    No    6%

思うに、産経以外のマスコミ各社はこの結果を見てたじろいだに違いない。民主党政権のために働くのがマスコミの使命である。民主党の党是である外国人参政権付与に反対するようなアンケート調査は行えないのだろう。


所詮は、日本のマスコミなんてこんなものだ。






民主党は「脱・官僚政治」を標榜している。明治の御代より平成に至るまで、「政」と「官」は統治構造のイニシアティブを争い続け、そして「政」は常に「官」に敗れ続けた。


初代首相・伊藤博文以来、敗戦まで42代29人の首相が誕生したが、その中で衆議院議員として宰相の印綬を帯びたのは僅かに3人。


原敬、浜口雄幸、そして犬養毅である。


この3人には奇妙な共通点がある。3人が3人ともテロにより倒れている。そして、意外なことに現職当時はこの3人は「金満政治家」「腐敗政治家」との汚名をかぶせられていたのだ。実態はそうではなかったにも関わらず、新聞各社はこの首相たちを徹底的に糾弾した。



日本のマスコミは、昔も今もやっていることは同じだ。


儲かりさえすれば国も売る。

金になりさえすれば、報道のプライドも捨てる。


それが日本のマスコミだ。

2009年9月20日 (日)

自民党総裁選挙に思う

私は自民党党員です。そんな私の手元に、党員向けの総裁選挙投票用紙が届きました。

しかし、誰に投票せよと言うのでしょうか。

河野太郎?
外遊したときに中途で給油のために立ち寄った台湾で一歩も飛行機から降りずに、「いやぁ、私は台湾には一歩も足を下ろしませんでしたよ」と中国に御注進したオヤジ(河野洋平)に似て、この国をどこに売り飛ばすかわからない輩。そんな奴に自民党を任せるわけにはいきません。

谷垣禎一?
加藤の乱のときに、涙流して加藤センセイを止めてた印象しかありません。この人は良くも悪くも宏池会の人。こういう時代にはあいません。

西村康稔?
・・・・誰ですか?この人。

鳩山内閣の支持率は7割を超えているそうです。しかし、そんなものはご祝儀相場。本当に民主党がこの国を立て直すと考えている人は、ごくわずかでしょう。

なぜ自民党が敗れたのか。その理由を自民党所属の国会議員たちは総決算したのでしょうか。まずは、そこから始めていただきたい。

「まずは、自民党が敗れた理由を徹底的に分析する。そうして、この日本がどうあるべきかを考えよう。その施策が固まったならば、私は引退しても構わない」
それくらいのことをいう人物が、今求められているのです。

地方を見てご覧なさい。

でたらめな農政のおかげで、地方の農業、林業はズタズタにされました。

商業をご覧なさい。大規模商業店の隆盛によって地域の商店街はなくなり、お年寄りは買い物するためにバスに乗ってでかけなくてはならない状況です。

工業はどうですか?日本の技術を下支えしてきた町工場は閉鎖を余儀なくされ、ものづくりの伝統は失われていくばかりです。

農林水産業、商業、工業といった人々の生活基盤を切り崩していった自民党に対して、国民はまだ信じていたのです。
あの高度経済成長を寄り添って生きてきた自由民主党を。自民党が掲げる「あの夢をもう一度」という文句を。

しかし、小泉内閣以降の路線や党内の内紛を見ていた国民は、遂に自民党に愛想を尽かしました。

ただし、愛想を尽かしたのは自民党の掲げる「あの夢をもう一度」という言葉にです。自民党はそこを見誤ってはいけません。

規制緩和なんて言葉に騙されてはいけません。「規制がなければいい」などという言葉は、何もわかっていない人間の吐くものです。規制?いいじゃありませんか。規制は、誤った方向を立て直すために絶対に必要なものです。地方を再生し、人々の生活を立て直すためには、どんどん規制してもらえば良いのです。

高福祉高負担の国を目指すのか。
地方の産業をどのように維持・再建させるのか。
 農業は?林業は?地域雇用を確保するための手段は?
少子化に対応するための方策は?

こういった政策を地道に固めていって、「こんな日本をつくります」との理想を掲げたとき、自民党は再び熱狂をもって与党に返り咲くことでしょう。

そうなることを願ってやみません。
なぜなら、それは単に自民党の再生のみならず、日本の再生を意味することになるのですから。

2009年9月12日 (土)

いよいよ、この人に。

先だって、玉木書店にて1冊の書を購入しました。
「越前勝山の俳諧宗匠
   
比良野帰雲坊
   -六十有余年の俳諧人生を辿る-」


郷土史研究家の増田公輔先生の力作です。




さて、こうやって郷土の偉人を後世に伝えていこうという素晴らしい取り組みを拝見すると、どうしても私はある人物の復権を願わずにはいられません。

その人物の名は、
平泉澄



皇国史観の親玉というレッテルを貼られ、戦後にはその存在を語ることすらタブー視された平泉博士。色眼鏡を外して見れば、博士の言っていることは格別おかしなことではないのですが。

勝山市民すらその存在を忘れ去ろうとしている今や、博士の偉業は本家本元の平泉家が掌中の玉のようにひっそりと守り続けています。




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博士の啓蒙書である『物語日本史』。

この書も、静かに、しかし着実に版を重ねてきました。

「そんな書は右翼・皇国史観の書だ」と、切り捨ててしまうのは簡単です。

ですが、博士の著作すら眼を通さずに勝山市民がそれでいくというのは、何となく哀しい気がします。




ちなみに、私は共産主義が大嫌いですが、それでもマルエン全集(マルクス・エンゲルス全集)には眼を通します。
(通すだけです。あんな難しいモノ読破できません。何度も挑んではその都度跳ね返されてきました)


レッテルを貼って遠ざけてしまえば簡単です。ですが、もう一度、郷土の偉人を再評価してみてはいかがでしょうか。




2009年9月 6日 (日)

いよいよ始まりましたよ。

タイム誌が鳩山幸さんをどのように報道したかについて語る前に、「いよいよ始まった」という記事をひとつ。



産経新聞より。




北朝鮮が日本の朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)に対して、日本の対北政策を軟化させるために民主党への働きかけを始めるよう“攻略指令”を出していたことが5日、分かった。日朝関係筋が明らかにした。指令は、民主党政権誕生を前提として、衆院解散前の段階で出された。総連では、日朝政治対話の開始も視野に入れて、民主党研究を始めたもようだ。

 関係筋によると、北朝鮮の朝鮮労働党で日本の朝鮮総連を担当する「225」と呼ばれる対外連絡部から総連中央本部に「民主党攻略」についての指示があったのは7月上旬。政権交代に備えて「民主党の支援組織の労組に影響力を使え」としたうえで、2006年のミサイル発射で日本政府が発動した日朝間を往来する貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」入港禁止措置について「本国への往来を希望する在日朝鮮人の人権問題として禁止措置解除を働きかけろ」との内容だったという。「指令」は総連の全国の地方支部にも伝達、徹底された。

 最近の自民党政権は対北強硬路線をとっていただけに、民主党政権誕生は、北朝鮮にとって好機だ。

 北朝鮮は、旧社会党や旧総評系労組と良好な関係を築いてきた。民主党支持で旧総評系の自治労には北朝鮮と交流を進めてきた地方議連メンバーがおり、日教組にも日本の代表的な親朝団体「主体思想研究会」会員としての訪朝経験者がいる。このため、「日朝ルートを作りやすい」との認識があるようだ。

 北朝鮮が「民主党に期待」するもうひとつの理由は同党の対北政策のブレだ。鳩山由紀夫代表は拉致被害者の家族会に対して「北朝鮮には圧力が必要だ。拉致問題は私が体をはって解決したい」と語っていた一方で、先月17日の党首討論会で、対北政策について、「対話と協調によって、世界のさまざまな脅威に対して答えを出す」とも述べている。同党には「6カ国協議で日本が拉致問題に固執しすぎるのはいかがなものか」と発言した幹部もおり、党の対北政策は不透明。北朝鮮は付け込むすきがあると判断しているようだ。





ああ、何と言うべきか・・・・・最近、幕末の志士たちの気持ちがわかるような気がします。
「このままでは、日本は諸外国勢力に食われてしまう」

2009年9月 2日 (水)

民主党政権の閣僚を個人的に予想

民主党が連立政権を取るとして、さて、その閣僚はどのようになるのでしょうか。


なんとなく、個人的に予想してみました。

日本沈没の閣僚メンバーを。




首相はもちろん鳩山由紀夫。

最近ではニューヨークタイムズに寄稿した論文が物議を醸し出しています。そりゃそうでしょうよ。「アメリカとの付き合いは控えさせてもらい、これからは中国と友愛するんだ」なんて書いちゃねえ。昨年の秋にウォールストリート・ジャーナルに寄稿した麻生太郎の論文と比べてもレベルが低すぎる。

第一、日本をミドルパワーのアジア諸国と同列に扱っている時点で見識を疑いますね。麻生太郎が日本の国力を誇示してまで中国・フランスを押さえてIMFを救ったのが懐かしく思われます。






【総務大臣】 原口一博
これは鉄板でしょうね。なにしろ、TV各局に対して「電波権の料金を下げる」と宣言したのですから、これを実行しなければマスコミに叩かれます。




【外務大臣】 田中真紀子
これも鉄板かも。議員辞職・自民党を離党してしまった後の田中真紀子はメディア露出もほとんどありませんでした。本人も悔しかったはず。
「なぜ、私をもっとTVに出さないのよ!!」
ここは鳩山由紀夫に直訴ですよ。
「私のクビを切ると支持率落ちるわよ!」


 なにしろ同時多発テロの時にアメリカの機密事項である国務省職員の避難先を暴露してみたり、指輪をなくしたとの理由でイラン外相との会談をすっぽかしてみたり、挙げ句に金正男をみすみす日本から逃した人物です。何かしらやってくれることでしょう。






【法務大臣】 亀井静香
何やら地検が動き始めたらしいので、鳩山由紀夫が兼務し指揮権発動といきたいところでしょうが、ここは死刑廃止を強行に主張していた亀井閣下。死刑廃止を実現化し、世界に誇れる人権国家に致しましょう。
人権!人権!守るぞ人権!救うぞ人権!犯罪者の人権も!外国人の人権も!!





【国土交通大臣】 田中康夫
ダム建設中止?いえいえ、そんな生ぬるいことは申しません。いらない公共工事はバッサバッサと切り捨てていきます。そのせいで土木会社がいくら潰れようが雇用がなくなろうが関係ありません。不必要な公共工事はこの国には一切いらないのですから。雇用などは二の次。必要なのは「無駄な公共工事はいらない」という原理原則なのです。

ちなみに、このポストの有力候補として、国会議員随一の「てっちゃん(鉄道マニア)」前原誠司も挙げられるのですが、前原をこんなポストにつけたのでは高速道路無料化が実現しません。下手すると、「鉄道無料化」を言いかねないので却下。







【文部科学大臣】 輿石東
「教育に中立などありえない」と断言した人物ですので、さぞかし立派な教育をしてくれることでしょう。戦後の教育を支え続けてきた日教組も、これでようやく日の目を見ることができるというものです。よかったね、日教組。これまで叩かれ続けたけれど、君たちの天下がやってきましたよ。

 
 「韓国慰安婦土下座修学旅行法案」・・・・・魅力的ですよね。全ての高校生に韓国へ土下座行脚をさせる。一部の私立高校では既に実施済みですけど、こんな素晴らしいことは広く全国に広めないとね。もちろん、ツアーコンダクターは岡崎トミ子参議院議員にしてもらうのでしょう。


 「図書館図書選定健全化法案」というのもいかがでしょうか。学校図書館や県・市・町立図書館の中におかれている図書で、健全でないものはどんどん捨てていきましょう。国民の目に触れる図書は、女性に対して優しくなければなりません。フェミニズムに反するような図書は焚書して当然です。すでに千葉の図書館では実施済み。これを全国にあまねく広めましょう。


 「国歌・国旗廃止法案」なんてのもいいかも。そうすれば、卒業式で国歌斉唱なんてなくなるのですから、立つ・立たないという問題自体が発生しません。なんてすばらしい。


 あ、でも・・・・国旗がないと国際行事で困りますよね。そんなときは、民主党の党旗を半分に切り裂けば事足りるのか。便利ですよね。民主党って。







【防衛大臣】 福島瑞穂
 空母からB52が飛び立つという、ある意味軍事技術の先端を更に凌駕する防衛技術観の持ち主です。鳩山首相のいう「友愛」を最も体現してくれる大臣といえるでしょう。
 それと小沢一郎には苦言を呈しておいてください。「アメリカ第7艦隊さえいればいい」なんて無礼な発言は中国様に失礼です。「中国東海艦隊さえいればいい」と日本の政治家は言わねばなりません。





【厚生労働大臣】 長妻昭
何しろ「消えた年金」を告発した人物ですから、この問題にケリがつくまでは必死でやってくれるはず。
 消えた年金などは、そもそも社会保険庁にコンピューターを導入していれば起きなかった問題です。そして、このコンピューター導入に頑強に抵抗していたのが自治労であり、その自治労が民主党の支持母体であることなど、どうでも良い問題です。そんな些末なことで民主党を責めるなどは、民主主義に対する冒涜なのです。
 
 ああ、それと社会保険庁は解体してはいけませんよ。民間の雇用がどうなろうと構いませんが、お役人の雇用だけは確保しておかねば。





【金融担当大臣】 宮内義彦
やはり、ここは民間からの登用。しかもリース会社最大手のオリックス会長ならば文句なしです。移民の受け入れにも前向きな人ですから、日本の企業を守るために安い労働者を大量に輸入してくれることでしょう。

国内企業が生き延びればそれでいいではありませんか。雇用?ばかなこと言ってはいけません。会社は株主のものであって従業員のものではないんです。






【農林水産大臣】 岡田克也
これでアメリカとのFTA(自由貿易協定)もサクサクと進むことでしょう。アメリカから格安のカリフォルニア米が輸入されてきたら、日本の農家がどうなるって?そんなことは小さな問題です。重要なのは、全国のスーパーで安くて美味い米が入りさえすればよいのですから。

心配しなくとも、農家は所得補償してあげます。旧ソビエト連邦のコルホーズで実験済みなのだから心配することはありません。


スーパーも儲かる。消費者は喜ぶ。農家は所得補償がある。全てが丸く収まる。
だから民主党にまかせなさい!と選挙中に言ったではありませんか。




・・・・・ということなので


【消費者担当大臣】 岡田克也
という兼務になります。

クレームを言ってくるような無知蒙昧な国民には一喝してください。
「友愛するぞ!」






【少子化担当大臣】 蓮舫
蓮舫?そう言えばそんなヤツもいたなあ・・・・今回の衆議院選挙で最も得したのは、この人なのでしょうね。この選挙がなければ、すっかり存在を忘れてましたよ。






ああ、見たいような見たくないような。




2009年9月 1日 (火)

衆議院選挙を振り返って

日曜日に衆議院選挙があり、自民党の大敗という結果で幕を降ろしました。



そこで、今回の衆議院選挙を振り返ってみて思うことなどを。





一連の流れの中で、底の浅さを露見してしまったのが東国原宮崎県知事。よせばいいのに、日曜日の選挙特番にもコメンテーターとして出演し、細田幹事長に情け容赦ない質問をしていました。


 「自民党の総裁にしてもらえるならば、行きましょう」
 「僕が行った党は負けません」
最初はジョークかと思っていましたが、本人は真剣だったんですね。


これを見ていたときに、これからの日本のトリックスターのあり方が本当にわからなくなりました。



トリックスター・・・・物語を引っかき回す存在として描かれるこのトリックスターの代表例は、シェークスピア『真夏の夜の夢』に出てくる妖精パックでしょう。日本書紀に出てくるスサノオなどもこれにあたります。


このトリックスター、異端ではないんですね。異端ではトリックスターにはなりえない。正統の中にいて物語をかき回す。異端とは、木枯らし紋次郎(アウトロー)なのであって、トリックスターはうっかり八兵衛なのです。


ところで、木枯らし紋次郎は単品でストーリーを描けますが、うっかり八兵衛主演のドラマは考えられません(そんなうっかりものだらけのドラマは、サザエさんでとどめを刺しています)。


この違いはどこにあるのか。それは「トリックスターは権威がなければ存在し得ない」という性質に由来します。






かつて西欧の宮廷には「道化(ザ・フール)」と呼ばれた役柄の人々がいました。これは、笑いをもって複雑な宮廷内の人間関係の潤滑油とする人たちですが、時には王様を笑い飛ばしたり、時には家臣をいじってみたり、その中で家臣が王様に言えないようなことをチクリと風刺したりもするのです。


私は最初、東国原知事が「道化」を演じているのだと思いました。それはそれとして立派な芸ですから。かき混ぜるだけかき混ぜておいて、橋下知事当たりと共闘して地方の優位性を釘指すのかな?・・・・と。


ところが、「自民党の総裁にしてくれるのならば」という発言をまじめに言っているあたりで、「これは本人も真剣なのか?」
おいおい、それじゃ「道化」が「オレを王様にしろ」と言うようなものじゃないかと、興ざめしたのでした。




東国原知事は師匠であるビートたけしを見習うべきだった。彼は、まさしく正統的なトリックスターですから。

ビートたけしはその芸と力量で、多くの芸能人を救ってきました。それはあたかも王様に向かって「まあまあ、この人も頑張ってるんだから」と失敗した家臣に助け船を出すように。

今でも覚えているのは、クイズ番組に出演した飯星景子をいじって、「一番成績の良かったチームには、飯星さんから壺と数珠がもらえます」と笑いをとったシーンです。会場中を笑わせることで、結果として飯星景子を救った芸。あれがトリックスターの芸なんだと感心したものでした。そうやって、失踪した若人あきらも救い、景山民夫も救ってきたビートたけしが、今度は小室哲哉をどうやって救い上げるのかを実は期待していたりもします。



そのビートたけしですら、今回の東国原知事を救うことはできなかった。「謝れ、とにかく謝れと説教したよ」としか言えなかったくらい、知事は失敗してしまった。

そりゃそうでしょう。道化が2人いて、後輩格の道化が「オレを王様にしろ」と言い始めたらどうなるのか。先輩格の道化は「すみません。二度とこんなこと言わせませんから」と謝るより他にない。前述したように、トリックスターは権威がなければ存在しえません。その権威を根こそぎ自分で逆転させようなんて、ウロボロスですよ。







Photo
ウロボロス。古代の怪獣であり、「∞」の元になるものです。


これ、ずーっと食べていくと最後にはどうなると思います?


消えてなくなって「無」になるのかと思うと、そうでもありません。位相幾何学(トポロジー)的に考えていくと、表裏がひっくり返って、今度はしっぽが頭を食べるようになるのです。



表が裏になり、正が邪になり、権力が反権力になる。



トリックスターが、己の依って立つところを見失うと、こんな現象が起きるのです。
まさに「トリックスターの悲劇(byバゲルス)」




しかし、我が国最大の「トリックスターの悲劇」は、マスコミそのものです。


そのあたりは、次回に譲りましょう。

2009年8月24日 (月)

マスコミが絶対に取り上げない麻生内閣の実績 ~その6:日本外交の勝利~

昨年秋に起きた世界同時不況。これに対応して、麻生政権は様々な失業対策や景気後退に歯止めをかける施策を打ってきました。



もっとも、これらの施策を実現するための補正予算案を徹底的に邪魔したのが民主党です。


私たち勝山市議会でもやきもきしながらこの様を見ていました。私たち地方の立場としては、一刻も早く国会で補正予算を通して欲しい。一分・一秒を争う場であったのに、民主党はそれを政争の道具にしてしまった・・・・「民主党はこの国の経済を潰すつもりなのか」と歯がゆい想いで待っていた記憶があります。


(もちろん、そんなことはマスコミは報道しません。民主党に都合の悪いことは流さないのがマスコミですから)






さて、対外的に麻生政権は世界同時不況の沈静化に活動していました。それがG20金融サミットです。


ほとんどのマスコミは取り上げることの無かったG20金融サミットでの日本の活躍。これに私が関心を持ったのは、「麻生太郎がウォールストリートジャーナルでアメリカに喧嘩をふっかけた」という情報が耳に入ったことから始まりました。


読んでみると、これは喧嘩をふっかけたというよりも、G20においてアメリカが果たすべき役割を求めた内容でした。日本がリードする形で中国やEUを押さえ込んだ結果は、正直驚きました。

ちなみに、そのころマスコミは何を報道していたのかというと・・・
「麻生首相は漢字を読めない!」



G20金融サミットでの日本の果たした役割について説明しようかと思いましたが、素晴らしい出来の動画を見つけたので、そちらをご覧ください。私が説明するよりも、よほどわかりやすいと思います。



危機をチャンスにかえろ ~G20サミットの舞台裏~











2009年8月22日 (土)

マスコミが絶対に取り上げない麻生内閣の実績 ~その3:麻生外交の挑戦~

絶対にマスコミが取り上げることのない麻生政権の実績をもう少し。






話は麻生太郎が外相に就任していた2005年に遡ります。



Photo 1948年のイスラエル建国に伴う第1次中東戦争以来、パレスチナは文字通り血で血を洗う光景を繰り広げてきました。


母を失った子供たち、孫を失った祖父母たち。果てることのない憎しみの連鎖は、貧困と絶望の中で人々を蝕んでいきました。








そんな中東に平和と繁栄の回廊を築こう。それが麻生外相の挑戦だったのです。



日本は、まずイスラエルと直接交渉を行います。2年に亘る利害関係の調整の後に、2007年3月14日、日本・イスラエル・パレスチナ・ヨルダンの4カ国による閣僚級会談を実現させました。


麻生太郎は、あのべらんめえ調で各国に呼びかけました。

「パレスチナさんよ。義捐金だけじゃ、いつまでも持ちこたえることはできないだろう」
「どうだね。イスラエルに倣って、まずは農業国家として経済的自立を果たしてみる気はないかね」
「そのノウハウは日本が提供する。ただ、ひとつだけ約束して欲しい」
「日本人並みに働くことだ。どうだい、できるかい?」


パレスチナ
「はい。信じてください」




「イスラエルさんよ。そういうわけだ」
「ひとつ、あなたに約束してもらいたいことがある。今後、この地域に政治的・軍事的介入は一切行わないと」

イスラエル
「ああ、約束しよう」



「ところで、ヨルダンさんよ。飛行場までの道路整備をわれわれにやらせてもらえないだろうか」
「後で君たちが自由に使ってもらえればいい。その代わり、農産物の輸出販路として使わせて欲しい」

ヨルダン
「問題ない」




イスラエル大統領シモン・ペレスはこう述懐しています。
「不思議なものだ。私たちはこれまで3カ国で何百回と和平交渉のテーブルについてきたのに、金儲けのために席についたのは、これが初めてだ」




そのコメントを聞いた麻生太郎は、「ユダヤ人が金儲け以外でなぜ交渉なんてするんだね?」 
そう言うとケラケラと笑ったそうです。



驚いたのはアメリカでした。「驚愕に値する。実現すれば奇蹟だ」


「イスラエル外相がパレスチナを訪れた歴史的瞬間だ」と地元メディアは涌いたそうです。




麻生太郎は2008年9月25日の国連総会において、こうスピーチをしています。
「日本ならばこそできる外交というものがあることを、私は疑ったことがありません」







しかし、麻生太郎の努力も、時代の流れを止めることはできませんでした。

総理就任後昨年の12月26日。イスラエルによるパレスチナ空爆が開始されます。



すぐさま麻生首相はイスラエルのオルメルト首相に電話をかけます。

麻生「空爆の即時中止を要請する」
オルメルト「和平交渉は継続していく意向だ」
麻生「日本はこれからガザ地区への人道的支援を行うが、イスラエルの協力が必要だ。約束できるか?」
オルメルト「約束しよう」




年が明けた1月3日。麻生首相はパレスチナ自治政府のアッバース議長に電話をします。

麻生「早期停戦を求める」
議長「そのつもりです」
麻生「今から1000万ドルをそちらに送ります。人道目的の活動費用に充てて欲しい」
議長「日本の皆さんに心より感謝します」
麻生「近いうちに一度、日本へ来なさい」
議長「はい。予定を調整させましょう」


そして、1月18日に双方が停戦を合意します。


今年2月12日から1週間にわたって「中東外交官等招聘プログラム」を我が国が実施しました。これは、イスラエル・ヨルダン・パレスチナ・モロッコから若手外交官を日本へ招き、平和について語り合うというものです。


この事業により招かれた若手外交官は60名を超え、母国へ戻った現在も密接に連絡を取り合っているそうです。次代の外交を担う彼らは、必ずや「平和と繁栄の回廊」構想の実現に尽力してくれることでしょう。








2009年8月21日 (金)

人知れず日本の国旗を守ってくれたイラク人、そして守れぬ民主党・マスコミ

今月8日に開かれた民主党決起集会において、国旗が切り刻まれるという事件が起きました。



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民主党の党旗を作るために、2枚の国旗を切り刻んで貼り合わせるという蛮行です。

その席にいた小沢一郎は何も言わなかったのでしょうか。





怒りを覚えるというよりは、何だか哀しい想いがします。

国家に対する敬意や愛着がないものが政権を担当して欲しくない。つくづくそう思います。

勝山市議会議員の選挙に出馬しようとしている者が、決起集会で市旗を土足で踏みつけたならば、勝山市民はどう思うでしょうか。「私は勝山市を愛しています」「私は市民のために働きます」と口では叫びながら、市旗を踏みにじる光景を見てその候補者に信をおけるでしょうか。





さて、話は変わります。


皆さんは、次の漢字を読めるでしょうか。
 「水面」


そうですね。「すいめん」もしくは「みなも」と呼ぶのですが、またしても麻生首相はこの漢字を読み間違えました。首相はよりにもよって党首討論の場で
 「みずも」
と読んでしまったのです。

普段ならば、マスコミは大騒ぎしたことでしょう。普段でさえ面白おかしく誤読を突いてきたマスコミです。それが党首討論の場で出たのですから、鬼の首でもとったかのようにはしゃいだはず。

ところが、TVは今回の誤読を完全にスルーしました。





なぜなら、「みずも」発言は、「民主党国旗切り刻み事件」を麻生首相が糾弾しているときに出てきたからです

まずは 
この動画をご覧ください。1分13秒あたりから「みずも」発言は出てきます。




新聞報道では、民主党の蛮行は取り上げられていました。しかし、TVでは全く触れられていません。TVは、民主党の国旗切り刻み事件については触れないようにしているのです。TVにとって、民主党の不祥事は隠蔽し,国民の目から背けさせねばならぬものなのです。



民主党の原口一博は、『次の内閣』総務大臣です。彼は4月19日の民放放送において堂々と「民主党はテレビ界を優遇する」と宣言しました。現行の電波料を思い切り下げることを公約としてぶち上げたのです。
CMによる広告料が激減するマスコミがこれに飛びついたのでしょう。何としても民主党を勝たせねばならぬと。




どこまで卑劣で腐りきっているのでしょう。









気を取り直して、日本の国旗を命がけで守ってくれたイラク人のお話を。





イラク戦争開戦前の3月15日から閉鎖されたいたバグダットの日本大使館業務再開に向け、日本人の大使館員関係者は4月29日、被害状況の調査を始めた。4月28日午後、外務省の調査団(団長・相星孝一中東二課長)の一行が現地入りした。


しかし、近くのルーマニア大使館で館内のほとんどすべてのものが盗まれていたのに対し、日本大使館は驚くほど被害が少なかった。激しい戦闘や略奪が繰り返される中、必死に大使館を守ってきたのは、近くに住むイラク人家族だった。



日本人スタッフが国外退去し、大使館業務を停止した後、14人のイラク人スタッフが情報収集や警備を続けていた。 しかし、市街戦などが相次ぎ、バグダット陥落の前後は、現地スタッフさえ出勤できなくなっていた。


大使館は空爆による大きな被害は受けなかったが、多くの盗賊たちに狙われた。「裕福な日本の大使館なら宝物があると誰でも思うさ」と、イラク人の警備担当者は話す。


そんな中で、大使館を守ったのは、向かいに住む元公務員 ムナアサル・アルオブーディさん(45)の一家だ。


バグダットが陥落した翌日の4月10日、一家6人は協力して、大使館内に掲げられていた日の丸を下し、看板をはずした。 外交官ナンバーの乗用車は自宅に庭に隠した。

「日本大使館だと分かれば、盗賊に狙われると思ったから、自主的にやったんだ。」

ムナアサルさん一家の善意に基づいた行動はそれに留まらなかった。 盗賊たちは、何度も姿を見せたという。そのたびにムナアサルさんと長男のハイダルさん(22)は、カラシニコフ小銃を携えて自宅2階に駆け上がり、戦った







Photo_3 「撃ち返されることもあったが、大使館を守るために必死だった」

国旗はどの国の国民にとっても1番大切なものだろう?燃えて奪われたりしたら、みんなが悲しむと思って
ムナアサルさんはそう話し、ほこりと油煙ですすけた日の丸を大事そうに広げてみせた。


ムナアサルさんの近所には日本人大使館員らも住んでおり、ジョークを言い合う仲だったそうだ。


「私は15年間」もここに住んでいる。大使館は大切な隣人。隣人を守るのはイラク人の務めだ」と誇らしげに語り、
「我が家は日本人が大好きなんだ。みんなやさしいからね」
とムナアサルさんはほほえんだ。





国旗の重み。それは国の名誉であり、誇りです。そして、他国の名誉のために銃をとって守り続けた彼は、おそらく自国の国旗に対しても誇りを持っていることでしょう。

逆に、日本の国旗を切り刻んだ民主党は、自国に対する誇りもなければ、他国の名誉も軽んずるのでしょう。「友愛」が聞いてあきれる。






私は自民党員ですが、自民党員だからという理由ではなくて、日本人のひとりとして民主党を許さない。