2009年11月22日 (日)

行政視察 -初日-

先だって、勝山市議会の総務文教厚生委員会で行政視察に行ってまいりました。

行政視察のスケジュールは次のようなものです。

【初日】勝山から福岡県大木町まで移動。大木町にて循環のまちづくりの取り組みについて学ぶ。

【二日目】熊本県水俣市にて、環境モデル都市の取り組みについて学ぶ。

【三日目】長崎県島原市にて、世界ジオパーク登録への取り組みについて学ぶ。勝山へ戻る。





さて、初日は基本的に汽車の旅となりますが、今回の視察で何が嬉しかったと言えば、新幹線及び特急が全てグリーン席で移動できたこと。

実は、JR西日本が「乗り放題キャンペーン」を実施しており、
 ・二名以上が同一行程
 ・JR西日本、JR四国、JR九州に限る
 ・8回まで
という条件で、グリーン車が三日間乗り放題になるのです。しかも驚くべきことに、グリーン車に乗り放題で九州まで行って帰ってきて、その料金が2万2千円だというのです。福井から東京までJRで往復するだけでも2万5千円以上かかるというのに。

中途でJR職員に尋ねてみると、予想通りこのキャンペーンは「高速道路1000円」に対抗してのものだそうです。航空会社が高速道路1000円に対抗して安売りパッケージをやっていることは知っていましたが、やはりJRも並々ならぬ危機感で対処していたのですね。




さて、グリーン席に揺られて快適な移動・・・となる予定が、思わぬハプニングが生じました。新大阪駅を出るはずの新幹線がいつまで経っても出発しようとしません。突発的な雨が神戸で降ったために、保守点検に時間がかかり、敢えなく新大阪駅で待ちぼうけを喰らわされた私たちは、大木町視察に間に合わず行けなくなりました。

勝山市が三年後の環境自治体会議の主催に名乗りを上げたことは皆さんもご存じのことでしょう。今年度の環境自治体会議は岐阜県多治見市で開催され、私たちの会派が視察に行きました。そして、来年の環境自治体会議が開かれるのが大木町(共同開催)なのです。クリークの町として知られる大木町の水資源管理を学びたかったのですが、残念な結果となりました。


初日はそのまま熊本県と鹿児島県の県境にある水俣市で一泊。

ちなみに、市議会議員の行政視察というと「温泉宿でドンチャン騒ぎ」と思われるかもしれません。そういった風潮が過去にあったことは否定は致しません。市議会の先輩のお話を伺うと、そういった豪快(?)な風潮はやはり勝山市議会にもあったそうです。coldsweats01

しかし、私が議員になった頃にはもはやこういった風潮も改められていました。今回の視察でも宿泊したホテルは一泊朝食付き4700円(!)のビジネスホテルチェーンでした。

私は泊まることができるならどこでも良いという考えですので、安ければ安いに超したことはありません。ただ、私の部屋の隣に宿泊した議員さんからは翌朝
「いびきがうるさくて・・・・」
というお言葉を。coldsweats02
安ければ安いほど良いのですが、壁も薄くなるようです・・・


さて、二日目の視察は熊本県水俣市です。









2009年9月11日 (金)

国保税の値上げについて

昨日の私の一般質問において、山岸市長は国保税の値上げについて初めて公式に言及しました。

勝山市の国民保険財政は全国的にみても優良な部類に入ります。他自治体を眺めても、「こんな危険な運営をしていてだいじょうぶだろうか」と心配になる自治体がほとんどです。


しかし、勝山市の国保財政もいよいよ待ったなしの状況を迎えています。
高騰する医療費は、実に毎年1億円ずつ増加し続けており、私が議員に就任した時期に8億円を積んでいた基金残高も目減りする一方です。

議員・理事者間では「このままでは国保税値上げもやむなし」という共通認識はありました。しかしながら、私の中では「値上げをするならば、値上げをするで、まずは市民に状況をきっちりと説明すべきではないか」との想いがありました。

そこで、今回は一般質問の場で市長に「値上げをするのか・しないのか」を問うた次第です。



市長の答弁により、この問題は加速度的に話が進むことが予想されます。

上下水道料金の改定問題と並行して、市民負担が重くならないように取り組んでいきます。




ただ、ひとつだけ誤解の無いように申し述べておきたいのですが、私は
「料金をビタ一文、上げることはなかりならぬ!」
との姿勢で理事者に詰め寄ることは致しません。

私の基本姿勢は次の2点です。

①サービスに応じた負担は市民に求める。
②ただし、各人の支払い能力に応じて。




公共料金が1円でも安ければ、ありがたいことは間違いありません。それは私も同様です。ですが、サービスに応じた負担を求めなければ、市の国民保険財政は確実に潰れます。それは、上下水道会計にしても同様です。公共の会計を潰したのでは、その被害を受けるのは市民自身です。したがって、市民に対しては嫌がられてでも料金の適正な値上げは求めていかねばなりません。

ただし、それは市民の支払い能力に応じて負担していただくという大前提を崩すものではありません。特に、上下水道料金の値上げと国保税の値上げがダブルで家計を直撃するような事態だけは避けねばならないのです。



この料金改定については、逐次、このブログにてもご報告致したいと思います。





2009年6月30日 (火)

マイケル死す

マイケルジャクソンが死んでしまいました。crying

格好良かった。本当に格好良いという表現でしか語れないです。マイケル。


マイケル・ジャクソンのとらえ方は、世代によって異なるでしょう。おそらく50代の人々にとっては、ジャクソン・ファイブの頃からのファンも多いはず。まさに、マイケルと同じ年月を経た人たちです。

私たち40代前半の世代にとっては、マイケル・ジャクソンが洋楽の入り口だったという人は多いはず。スリラーが出たのが中学生の頃。洋楽に目覚める年代で「スリラー」「ビリー・ジーン」「今夜はビート・イット」に曝された私たちにとって、洋楽のスタンダードがマイケルだったのです。

というわけで、週末はyou tubeで「ひとりでマイケルを偲ぶ会」を行っていました。

2009年6月23日 (火)

6月定例会 全員審査特別委員会

昨日は、6月定例会の全員審査特別委員会が行われました。ここでは、6月補正予算の審議を行います。

通年ですと、6月補正予算は一番楽な予算です。というのも、6月という時期を考えると4月から始まる新年度予算を執行し始めたばかりですので、補正をする必要性がまだ薄いのですね。

ところが、今回は国の大幅な追加補正予算が出たため、その関連予算を審議することとなりました。今回の国の補正の目的は緊急雇用です。したがって、市の6月補正でも緊急雇用が柱となっています。それに加えて、平成24年に全国環境自治体都市会議を誘致しようとする勝山市ですので、環境部門での強化を柱とした補正予算になっています。


昨日の予算審議は揉めに揉めて終了したのが午後6時でした。揉めた原因は、はたや記念館「ゆめお~れ勝山」にかかる設計者・建設業者の問題です。おそらく勘の良い方ならば、「ああ、あの問題か」とすぐにおわかりになることでしょう。この問題については、追々このブログでお話しすることもあるかと思います。

私が今回の補正で最も納得のいかなかった点は、「東山いこいの森」の工事費用が盛り込まれていた点です。

理事者側の説明では、東山いこいの森の設備が老朽化しており早急に修繕しなければならないところ、今回国の交付金がふんだんにおりてきたので、これを用いて修繕するのだということです。

一見すると、もっともなことのようにも思えます。東山いこいの森は一部設備が老朽化しており、訪れる人のことを思えば早急な対応が求められます。それ自体に異論はありません。国の金でできるのならば、それが一番ありがたいことも確かです。

ただ、そういったことを踏また上で、私が納得いかないことは、東山いこいの森が指定管理者制度に移行しているということなのです。

指定管理者制度とは、市が保有している物件を民間活力により運営していただくことで、より有効に利活用してもらおうという制度です。現在、市内では、勝山ニューホテル・温泉センター水芭蕉・市営温水プール・長尾山総合公園と東山いこいの森が指定管理者制度を導入しています。


通常、指定管理者制度に移行する際には、市と指定管理者との間で契約書を交わします。何年間を契約期間とするのか、どのような運営をするのかといった契約内容の中でも、最も重視されるのは、
 「指定管理料はいくらになるのか」
ということです。

市は指定管理者に対して指定管理料を支払います。つまり、維持・運営に最低限これくらいはかかるだろうという見込みですね。そこから、指定管理者の運営努力によって利益が出れば、それは指定管理者が取ってもらいます。利益を出す。この健全な方向が、サービスの向上につながります。
(もちろん、黒字を出すために安易な首切りなどをしないように十分なチェックは求められます)




このように、、指定管理者契約を結ぶ際には様々な可能性を考えて契約を結び、議会の議決を得るのですが、今回の東山いこいの森ではその精神が踏みにじられていると私は感じました。

指定管理者契約を結んだ後に、「○○の修繕が必要です」「××を直します」とどんどん追加で予算を組んでいくのでは、当初に結んだ指定管理者契約の意味がありません。

極端な話、議会には「Aという建物の指定管理者契約は、契約にかかる修繕費を込みで2000万円です」と説明して議決を得た後で、修繕費・修繕費と追加していって最終的には5000万円かかりましたということすらあり得るのです。

「東山いこいの森は修繕が必要である」
「指定管理者契約を結んでも、このままの状態で指定管理者に渡したのでは、指定管理者に気の毒である」
と理事者側が考えるのはもっともな話です。ならば、なぜ指定管理者契約を結ぶ際に「これからかかるであろう修繕の全体計画」を示さなかったのでしょうか。

元々、市が直営で運営したとしても修繕費はかかるのです。それら修繕費を加えてもなお、民間の団体にしてもらった方がサービスが良くなるというのが、指定管理者制度の趣旨です。




私はこれまでも指定管理者制度の改善を求めてきました。

温泉センター水芭蕉の指定管理者移行で揉めていたときに、私は担当常任委員会であった産業福祉委員会の委員長でした。そのときに、指定管理者契約のスケジュールがタイト過ぎることが揉める原因であることを理事者側に説明し、その改善を求めました。

具体的に言えばこういうことです。

その当時の、指定管理移行スケジュールは次のようなものでした。
   12月定例会・・・温泉センター水芭蕉を指定管理制度にする条例変更
   1月~2月・・・・・指定管理者を募集・業者決定
   3月定例会・・・・業者決定を受けて指定管理者契約を議会にて議決
   4月1日・・・・・・・指定管理者業務開始

これでは事実上、議会は指定管理者契約を承認せざるを得なくなります。なぜなら、4月からの業務開始を目指して業者さんは準備を進めているのです。
 「もうすでに、市内の業者さんは準備を始めていますので」
と言われては、議会としても否決することもできません。

それで、このスケジュールを見直すように求めた結果、現在ではゆとりを持ったスケジュールに変更されました。

このように、理事者と市議会との間で、指定管理者制度をより有効にすべく様々な取り組みがされてきたのですが、今回の東山いこいの森の一件で、それを踏みにじられたような気分がしてなりません。

実に残念です。